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遅ればせながら、2005年半ばよりネットオークションを始めました。
出品するのは大変なので、落札専門です。 取引回数は16回と少ないですが、購入履歴を見ると、我ながら訳の分からない買い物だなぁと思います。 ・ケロリンの風呂桶2個セット ・ケロリンの白風呂桶 ・ハロぬいぐるみDX ・ガラスペン ・マフラー10本近く(^^;) 利用したオークションサイトは3つです。 ・Yahoo!オークション ・楽天フリマ ・bidders それぞれに特徴がありますが、一番利用回数が多かったYahoo!オークション(ヤフオク)のシステムについて、思うところがありますので、書いてみようと思います。 ----- ネットオークションとは、インターネットのHP上で行う競売を指します。 ネットオークションで出品・落札を行うために、ユーザー登録を行います。 ここでは自分の名前、住所、職業、メールアドレス(ネット上のメールではなく実体があるもの)を登録し、個人情報にならないユーザーIDや捨てメールアドレスを公開して参加します。 ヤフオクの場合は参加費用として、毎月294円が必要です。 参加費用(Yahooプレミアム会員費用)は、ネット詐欺が横行したために導入されたと覚えています。 私が気になったヤフオクのシステムは、以下の点です。 ----- 1. 自動延長設定がある物件は、落札5分前に最高値が更新されると、5分延長になる。 2. 出品者が出品した商品が落札された場合に落札手数料を取るが、これが少し高いらしい。 3. 出品者が出品した商品を、有利に売るためのオプションが有料。 4. Yahoo!オークション補償制度の条件が難しい ----- 1は落札者の競争心を煽るので、結果として予想外の高値で売れる可能性が高くなります。 落札者同士で競合相手をあきらめさせるために、延長を1時間ぐらい行って根負けさせた話を聞いたことがあります(^^;)。 2はヤフオクのシステムを利用しているため仕方が無い面があります。しかし、ヤフオクの参加費用を全ユーザーから毎月294円集め、さらに3のような有料オプションを細かく設定しているので、収益はかなりの金額なのではないかと推測されます。複雑なところです。 日本のネットオークションサイトにおいて、出品数・ユーザー数がダントツに多いのはヤフオクなのだそうです。 出品数・ユーザー数が多いため、ヤフオクでは落札者間の競合が起こり易く、結果としてよく落札され、それも高値で落札されます。 これがヤフオクの強さであり、これを盾に「うちのサービスを利用する以上、言うことは聞いてもらう」と強気に出られるわけです。 出品数・ユーザー数がヤフオクよりかなり少ない「楽天フリマ」は、参加費用が無料です。 確実に高く売りたいのならヤフオクへ、手数料などを支払うのが嫌なら楽天フリマへ(その代わり安く売れる、またはあまり売れない)と住み分けができています。 販売者と消費者の関係は、相互扶助的な良心に基くものが理想なのですが、実際にはパワーバランスで成り立っているため、取捨選択を行うしかありません。 3について、有料オプションは以下の通りです。 ・ 注目のオークション (1出品1日あたり10円(税込10.50円)以上) ・ ショーケース(テーマによって料金が異なります。「100円ショーケース」の場合、1出品1日あたり21.00円(税込)) ・ 太字テキスト (1出品あたり10.50円(税込)) ・ 背景色 (1出品あたり31.50円(税込)) ・ 送料無料アイコン (1出品あたり10.50円(税込)) ・ 目立ちアイコン (1出品あたり21円(税込)) ・ 贈答品アイコン (1出品あたり21円(税込)) ・ 即買価格 (1出品あたり21円(税込)) ・ 最低落札価格 (数量1個あたり105円(税込)) ・ 特大画像を掲載 (1出品あたり105円(税込)) 売り手の心理をくすぐるようなオプションが羅列されています。 一番使いたい機能が高い点に注目して下さい。 私の経験上、一番知りたいのは特大画像でした。 出品者にとって一番使いたいのは、最低落札価格だと思います。これは、ここで設定した金額以下で終了した場合は売らないという意味です。 これらのオプションを眺めていると、実際に利用していたのは、オークション出品専門業者ぐらいだったような気がしました。 落札者側がネットオークションで取引する理由(少しでも安く買いたい)と、素人出品者が出品する理由(捨てるぐらいなら売りたい、けれど余計な費用を支払いたくない)を考えると、みんなけちんぼだからなぁと(^^;)思いました。 4について、そこまで調べて落札するユーザーがいるか?と思うのですがいかがでしょうか。 ネット商売って基本的に、一度そのシステムを構築すれば、極力少ない人数(それも単価が安い人)を使って回すことが可能ですから、あーやだやだやはりこんな「いやらしい」システム構築の設計なんて向いてないわと思いました。 そんな大規模システム構築の経験が無いので、そもそも設計できるわけないのはお約束です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006年02月12日 10時35分40秒
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