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カテゴリ:水中写真
学生の時に最も尊敬する先生がいた。 我が大恩師である。 その先生の授業はおもしろくておもしろくて。 毎週ワクワクして授業を受けていた。 授業も実習も楽しくてしょうがなかった。 長欠常習犯の学生もこの先生の授業だけは出席していた。 その先生の最後の授業に出席できなかったのだ。 その日が最後の授業だと言うことをすっかり忘れてしまっていた。 後悔してもし切れなかった。 最後の授業は… 一人ひとりの為になる授業をしてくださったのだと後で聞いた。 どんな話だったのか…!? 悔やんでも悔やんでも、 その時間を取り戻す事はできなかった。 今思い出しても悔やまれる。 「有終の美」 「終わり良ければ全て良し」 学生たちにアレコレ言っても通じなくなってしまった。 後悔する事はないかも知れないが、 最後くらいはきっちりやって欲しいな。 写真はテニアン島の砂浜にあったサンゴである。 まるで砂漠のオアシスのようであった。 あまりにも身近な場所だったので 「いつでも撮れる!」そう思っていた。 しかし、この写真を撮った数日後に、 大きな台風が島を襲った。 そして、台風が去った後、 このサンゴは跡形も無くなってしまった。 「もっと撮っておけば良かった…」 この時も後悔した。 思った時にやっておかなければ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 1, 2017 11:08:45 PM
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