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カテゴリ:自然・宇宙
日本人はよく宗教観がないとか、無宗教だとか言われる。 しかし、無意識に宗教観が根ざしている国民だとも思う。 宗教観というよりも信仰心と言った方が良いだろうか。 太陽や月や星、山や池、巨石や巨木を単なる物質的に捉えるのではなく、 そこに霊魂や神の姿を見て、畏れ敬う。 自然崇拝、祖霊信仰、アニミズムの世界観だと思う。 そして、自然を崇拝して来た人々は、 脅威と恩恵は表裏一体だと言うことも知っている。 しかし、人間として、やはり災害や災難は避けたいところだ。 人間の力の及ばないところ、見えないモノの力に畏れ戦く。 そして、畏れ敬い、 日々祈りを捧げ、感謝の気持ちを抱く。 大難は小難へ、小難は無難へ…。 家内安全、無病息災…。 日頃そういう事を考えない人、 無縁だと思っている人、機会のない人にとっても、 御盆は祖霊と心を交え、そういう事を考える良い機会なんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 17, 2017 12:20:16 AM
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