海への誘い（うみへのいざない）

サイパンの黄金時代を共に駆け抜けた仲間と２０年ぶりに再会できた。

２０年と言う歳月の積み重ねと経過はあったが、
時間は急速に当時まで巻き戻され、すぐにあの頃の感覚がよみがえった。

大阪の町中での再会だったが、話している内に、
周りの音も風景も遠ざかり、目の前にはサイパンブルーの海が広がっていた。

海から上がった仕事終わりに、何処かのダイビングショップの庭先で、
BBQしながらビールでも飲んでいるような…（笑）
あの頃も色んな話をしたなぁ。
当時の仲間やダイビングショップの名前を聞くだけでも懐かしくて懐かしくて。

心意気や熱さは変わっていない！
大切にしている芯のようなモノも変わっていなかった。

サイパンで彼からBlue Emotionという言葉を聴いた。
その頃からだったように思う。
「藍への誘い（あいへのいざない）」というテーマで、
グロット百景を本気で撮り始めたのは…。

自分だけで意気がって、調子にノって生きていたが、
色んな人との関わりの中で、刺激を受けて支えられながら生きていたんだなぁ。
そんな当たり前の事を改めて振り返ることができた。

サイパン時代のかけがえのない仲間たち。
あの時代があったからこそ今がある。

ほんの僅かな時間ではあったが、どっぷりとサイパンに浸ってしまったので、
なかなか現在の大阪に戻って来ることができなかった…（笑）

ジョージさんありがとう！
また会いましょう！！