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カテゴリ:自然・宇宙
この淡い色の椿が好きだった。 この椿の実をとってよく遊んだ。 爪楊枝で中身をほじくり出し、 小さな壺みたいな物を作って遊んだ。 思えば不思議な遊びである。 この椿の種から生えた木は、同じ色の花が咲かないと聞いた。 赤い色をした普通の椿の花である。 この椿は接ぎ木だからだと言う。 それが子供の頃は理解できなかった。 挿し木で生えた物は自分と同じ。 自分の一部である。 種から生まれたモノは、 自分と同じ様に見えても自分と同じではない。 木偏に春と書いて椿である。 もう春やな... 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 2, 2019 09:47:14 PM
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