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カテゴリ:自然・宇宙
子どもの頃、よく干潟で遊んだ。 小さな小さな干潟だった。 その干潟は田圃からの水も流れていた。 溝を作ってその水を海へ流したり、 小さなダムを作って水を堰き止めたりした。 生き物も豊富だった。 小さな生き物の宝庫だった。 泥の中にザリガニの子供を見つけた。 田圃から流れて来たのだろうか。 小さなザリガニで片方のハサミだけが大きい。 片方のハサミはきっと千切れてしまったのだろう。 だから片方のハサミは小さいのだ。 そう思っていた。 しかし、泥の中で捕れるザリガニの子供は皆片方のハサミだけが大きかった。 バケツに淡水を入れ、ザリガニの子供を入れるとパチパチと音を鳴らした。 不思議だった。 その音はバケツによく響いた。 暫くパチパチ音を鳴らしていた。 遊び終わってバケツを覗くと皆死んでしまっていた。 何故だろう!? 疑問だった。 後に調べてみると、それはザリガニの子供ではなく、 テッポウエビだと言うことが分かった。 テッポウエビの鉄砲は音を鳴らすだけで弾は飛んで来ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 27, 2019 09:30:05 PM
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