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カテゴリ:家族
宵の空に金星がひと際明るく輝いていた。 久しぶりに活きの良い伊勢海老を食べた。 子ども達が小さい頃はよく捌きたがった。 ガシガシガシガシ勢い良く動く伊勢海老を一緒に捌いた。 手を傷つけながら暴れる伊勢海老を必死に押さえつけて包丁を入れた。 環境教育と食育と命の教育を子育ての三つの柱にしていた。 海の話をしながら一緒に伊勢海老を捌いた。 子ども達の疑問がおもしろかった。 「いつまで生きているん!?」 どうしてこんな疑問を抱くのだろうかと思った。 考えてみると頭を落とした後も半身だけで動いている。 身を切っても動いているし、半分に割っても動いている。 だから、子ども達は疑問に思ったのだろう。 「いつ死んだのか」 「いつまで生きていたのか」 そう言われてみればそうである。 どう答えてあげれば良いのか考えさせられた。 とても興味深い視点だった。 そんな幼い日の体験を覚えていてくれるだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 15, 2020 08:00:09 PM
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