1308422 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

海への誘い(うみへのいざない)

海への誘い(うみへのいざない)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

海写心

海写心

Freepage List

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

海写心@ Re[1]:大阪湾MOBA【写真】(05/08) kumaさんへ 大阪湾でもまたおもしろいこと…
kuma@ Re:大阪湾MOBA【写真】(05/08) 大阪湾のポテンシャル活用に期待しています
若林梅香@ Re:寒波到来!【写真】(01/25) 大雪情報、年々遅くなって起案したね! こ…
海写心@ Re[1]:ドコモ…【写真】(12/12) 若林梅香さんへ 素晴らしいです! やはり…
海写心@ Re[1]:継続【写真】(12/20) 若林梅香さんへ 本当にそう感じます。 若…
Jun 10, 2020
XML
カテゴリ:思い出

この絵本が好きで、
子ども達が小さい頃によく読み聴かせてあげた。
子どもならではの冒険心にとても共感できる。
自分も主人公になって物語に入り込んでいける。
いつの間にか不思議な世界に入り込んでいる。
そんな絵本だった。
結構読み応えのある絵本なので、
2~3回に分けて読んであげたこともあった。
この絵本作家さんが亡くなられたらしい。

この絵本を読むと、自分の体験を思い出す…。
保育園の時、広場の壁に大きな穴が開いていた。
広場は体育館のことである。
お遊戯室とも呼ばれていたんだったか。
大きなトランポリンも置いてあった。
壁の大きな穴はいつも板で蓋をしてあった。
そこには「やまんば」が住んでいると言われていた。
保育園の先生方はそう言って子ども達を恐がらせていた。
悪い事をすると、
「やまんばの穴に連れていくよ!」と言われ、
子ども達は恐れおののいて泣き叫んだ。
やまんばの穴は子ども達にとって恐怖だった。

そこへ一度連れていかれた事があったのだ。

子どもの頃はとにかく食べ物の好き嫌いが多かった。
給食の時間が苦痛で、食べられずにずっと残っていた。
それがあまりにも酷かったので、
やまんばの穴へ連れて行かれたのだ。

その時の経験が強烈だったのか、
今でも鮮明に映像として記憶に残っている。
やまんばの穴の前に一人で置いていかれた。
やまんばはどんな姿をしているのだろう。
どのくらいの大きさなのだろう。
昔話や絵本で見たその姿を想像するだけで恐怖だった。
ひとしきり泣いた。

暫く泣くと少し気持ちが落ち着いてきた。
冷静になってくると、穴の様子が気になってきた。
やまんばはいつになったら出て来るのだろうか。
人の気配もやまんばの気配もしない。
何処かへ出かけているのだろうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jun 10, 2020 09:55:08 PM
コメント(0) | コメントを書く
[思い出] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X