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カテゴリ:自然・宇宙
大阪写真会館にアクアスタジオという大好きなギャラリーがあった。 オープンから関わったとても思い出深いギャラリーである。 光栄なことにオープン第1回目に写真展をさせていただいた。 「SIRENA」(海へ、帰りたい)というタイトルで、 水中ヌードの写真展だった。 SIRENAとはサイパンのチャモロ語で人魚のことである。 その時にギャラリーで流す音楽に悩んだ。 水中をイメージした音、人魚をイメージさせるような音楽である。 以前に音の出る石で演奏した音楽を聴いたことがあった。 その音楽が写真展のイメージにピッタリだと思った。 それを思い出したのだが、その石が何だったのか、 誰が演奏していたのか、記憶が曖昧で全てがうろ覚えだった。 休日の昼下がりに家でそんな話をしていた。 話をしながらテレビのチャンネルを回していたら、 まさにそのタイミングで、偶然にもその石の演奏が紹介されていた。 何という驚くべきタイミングなのだろう。 あまりの偶然とタイミングの良さに運命を感じた。 その石がサヌカイトという石だったのだ。 讃岐石、カンカン石とも呼ばれる。 讃岐地方で産出される石なのだ。 今からもう12年も前の話になる。 月日が経つのは早い。 先月、森林生態の実習で讃岐地方に行き、 久しぶりにサヌカイトの話を聞いて石が欲しくなった。 これは讃岐富士の写真である。 ああ、富士山にも登りたいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 10, 2020 08:08:07 PM
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