|
カテゴリ:自然・宇宙
前に蛇と雛の話を書いた。 蛇に食べられそうになった雛を助けた話である。 その時に抱いた感情は? そんな話である。 同じように、蜘蛛と蝶はどうだろうか。 蜘蛛の巣にかかった蝶を助けるのは? 蝶が助かったら安堵する人が多いのではないだろうか。 どうしてもイメージがつきまとう。 しかし、蜘蛛の視点から見ると、 やっと掛かった獲物である。 体から出した糸で紡いで作った巣である。 お腹を空かせて何日も待った食料である。 蝶は命拾いをした。 大人はそこで考える。 弱肉強食の野生動物の世界である。 人間が手を出すべきではない。 しかし、まだ言葉もおぼつかないような無垢な幼子が、 蜘蛛の巣にかかった蝶を助けるのは本能だとも言える。 蝶が可哀想だと言う感情である。 これは自然な感情ではないだろうか。 人間ならではの感情とも言える。 逆にそんな幼子が、 「野生動物の世界は…」と言って、 蝶が蜘蛛に食べられるのを見守っていたら…。 それはそれで怖いかも知れない(笑)。 何が正義で何が正義でないか。 どちらが正しくてどちらが間違っているか。 立場や視点によって変わって来る。 宗教戦争の世界もそうかも知れない。 色んな考えがあっていい。 生物多様性の重要性、 考え方の多様性が大切なのだと感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 17, 2021 07:30:05 PM
コメント(0) | コメントを書く |