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海への誘い(うみへのいざない)

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Sep 4, 2021
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カテゴリ:思い出

子どもの頃、新米のおむすびを持って、
母方の祖母が近所の山へ遊びに連れて行ってくれた。
私たち兄妹はまだ幼かった。
田圃の畦道のような所で弁当を広げて食べた。
美味しい新米のおむすびだった。
その時に祖母はこんな話をした。

「落とした新米の米粒を、
蛇が食べると倍の大きさに育ってしまう」
一粒食べると倍になる。
二粒食べるとその倍になる。

なんて恐ろしい。
これはえらいことだと思った。
落とした米粒を食べて、巨大化した蛇を想像した。
大蛇が畦道から這って来る姿を…。
なんて恐ろしい。
絶対に米粒を落とすな!と妹たちに厳重注意した。

よく考えてみると蛇が米を食べる訳がない。
新米一粒食べてそんなに育つ訳もない。
大きくなってからそれはわかったが、
新米を食べる度にこのことを思い出す。

昔は新米がとても貴重だったのだろう。
米一粒も粗末にするなと言う教えなのだろう。
新米は貴重だから大切に食べなければならない。

今は果たしてどうなのだろうか。
ご飯を平気で残していないか。
食べ物を平気で捨ててしまっていないか。

新米を食べる度に、祖母と蛇の話を思い出す。





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Last updated  Sep 4, 2021 08:00:05 PM
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