海への誘い（うみへのいざない）

今朝は大阪でも雪が舞っていた。
虎も白くなり白虎となる。

トラは一日に千里を走る。
トラは千里行き千里を帰る。

新しい年を迎えた。
では、いつからが新年なのか。
みんな日付が変わる0時をもって新年を迎えていると思う。
しかし、古の日本では大晦日の日没をもって年の終わりとしたらしい。
では、いつからが新年なのか。
元旦の日の出が新年の始まりなのだそうだ。
では、日没から日の出までは何なのか！？
それは「仲人の神様」の時間らしい。
旧年と新年を結ぶのが仲人の神様である。

常に時代は新しいものを求めている。
常に時代は変革を求めている。
しかし、変えてはならないものも数多く存在する。
残さなければならないもの、継承しなければならないもの。
それが伝統となり文化となる。
日本も然り、組織も然り。
古いものと新しいものを結ぶ役割でありたい。
新旧を繋ぐ役割でありたい。
仲人の神様に肖って、今年の一文字を「仲」としよう。