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カテゴリ:思い出
お祭りの夜店には、決まってトウモロコシがあった。
焼きトウモロコシの醤油が焦げる香ばしい匂い。 夏祭りと香りが織り成す思い出の一つである。 家で食べるのは茹でたトウモロコシだった。 茹でたトウモロコシではなく、 醤油で焼いた香ばしいトウモロコシが食べたいなぁ。 そう思っていたが、 今となっては茹でたトウモロコシが懐かしい。 頬張ると甘い汁が口の中にジュッとあふれだす。 美味しいトウモロコシは生でも甘い。 そう言えば、トウモロコシのことを 「なんば」と呼んでいた。 「なんばんきび」から来ているのだそうだ。 南蛮から伝わったキビである。 北海道では「とうきび」と呼ぶ。 唐のキビである。 そもそもトウモロコシも「唐のモロコシ」だ。 茹でたトウモロコシの味と、 「なんば」と言う呼び方が懐かしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 2, 2022 10:03:19 PM
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