うげ、また雪
ようやく溶けたですが・・・また積もり始めてます。父のアパートで、貰い風呂、ついでに「そら」の薬用シャンプーと保湿剤。 そして夕飯です。 外に出ると一面の銀世界。 一台のマークXが思いっきり滑ってます。「あ・・・オフクロの運転では何分かかるか分からないなぁ。」「お母さん、今目の前通った車、滑ってたよ。行きは俺が運転するから」「大丈夫だよ。」「いや、怖い思いして助手席乗るのも嫌だし。まかせて!」 ウォッシャー液も切れて、スタンドで無料で入れようと提案したら、却下されました。理由はめんどくさい。この場合、面倒よりも安全を取った方が・・・。 免許が取り消しになる前に、安全運転を教えようと必死です。 例えば、ドライな路面でも登りで30kmで走ったり、下りで80kmで走ったり・・・。 注意すると、「アクセル踏むのが怖い」・・・運転する資格無し! 自分が後ろを走っていたら、煽った後に抜きますね。間違いなく。 まぁ、そんな訳で凍結路を運転してました。ちょっと春のドカ雪になりそうで、コンビニで「食料帰るだけ買いなさい。」 と言われましたが、財布の中身は2000円。 本当は、焼酎の一本も買いたかったのですが在庫が少なくなったおにぎりと、カップ麺に切り替えました。 再度出発、今度はバイパスですが登りです。 ターボ搭載車はターボラグと言い、ターボが効き始める回転数になると過給が始る為に加速がつきます。 軽自動車では馬力を上げる為に、過給圧を高くしている車が多いのです。 これは、無段変速ギアやATではあまり感じませんがMTでは顕著に感じます。 ターボが効く=エンジンの回転数が上がる=加速する=タイヤが急激に回る。 って事でワザと凍結確認にアクセルを低速ギアで踏みました。 んんー前進しない。確実にスリップしてますね。「オフクロ、今さワザと一気にターボかけたんだけど路面にグリップしない。凍結してるよ。」「ターボってどのスイッチ。」「・・・・」 オバハン!何度も説明してるのに何で理解しようとしないの!「いい、スピードメーターの隣のメーター何だか分かる?」「エンジンの回転数でしょ」「そう、そのエンジンの回転数が2800回転でターボは自動的にかかるわけ。別にスイッチとか無いから。」「じゃぁ、どうやってターボ効かせるの?」 まるで分かってない。「だから、2800回転以上になると自動的にターボがかかるの。」「じゃぁ、どうやったら切れるの?」「2800回転以下で走るか・・・でも基本的に切って走るとかそういう装置じゃないから。」 我が家への、急傾斜極細道は、案の定凍結です。と言うかバイパスが凍結してるから当たり前です。 2,1とギアを落とし、1速で加速。踏み込んだアクセルを緩ませると、この間の母になります。 「滑らせながら加速する」と言う私の得意技は別に横滑りだけではありません。 タイヤは確実に縦方向に滑っているのに、一定スピードで登ります。 一度、車を上まで持っていってUターンで絶叫です。 そう、母は5回くらい切り返す場所を1回で切り返したからです。「きゃーじゃない。なんなら降りて、後方に何メートル余裕があるか確かめる?」「そういう問題じゃないの。後ろ、見えないでしょ、落ちたらどうするの?」「ちゃんと見えてるのUターン前に左側で測定してるから。」 とんだ喧嘩でたどり着きました。 多分また「障害者」がいる。ということで除雪は入るでしょうが・・・。 しばらく雪隠詰めだな。問題は食料が何日持つか。 ふぅ。