あけましておめでとうございます。
BSプレミアムでやっていた『世界わが心の旅 姉はアメリカの土になった』を観ました。
プレミアムカフェ 選(2)姉はアメリカの土になった
映画監督 新藤兼人のお姉さんのお話です。
新藤兼人の作品のレビューを、いくつか書いています。
フリーページ ── 新藤兼人
広島の大きな農家だった新藤家でしたが、父親が借金の連帯保証人になり倒産。
一時帰国していた日系アメリカ人が、お姉さんを嫁に欲しいと申し出、結納金をたくさん出すという事で、借金返済の為にとお姉さんはアメリカへ嫁ぎました。
息子の話によれば、お姉さんの夫は身体が弱く、どこが痛い辛いと役立たずだったみたいで(; ̄O ̄)仕事も家事も全部お姉さんがしていて、大変苦労されたそうです。
その上、戦時中、強制収容もされました。
1942年2月、
ルーズベルト大統領の行政命令9066号により、アメリカ西海岸に住む日系人12万人が、強制終了させられました。
突然言い渡され、家や財産を放棄させられ、1人1個のトランクで列車にぎゅうぎゅうに詰め込まれたそうです。
強制収容されたのは日系人のみで、ドイツ系の人達にはなかったとか。
NIKEのCMで、日本人は差別をする人種だとの印象操作をさせられましたが、長い間ずっと差別をされてきたのが日本人だと思います。
実際自分の体験としては、1997年にスペインに短期留学した時、テレビ番組でチビデブハゲメガネに首からカメラをぶらさげたステレオタイプ的日本人が日本刀を振り回すコントみたいなのがよくありました。
ラジオでも盛んにコケにされてましたよ。
新藤兼人のお姉さんは、日本に帰りたいと願いながら、1度も帰る事は叶わなかったそうです。😢
今年もよろしくお願いしますm(_ _"m)ペコリ