カテゴリ:読書日記
ムツゴロウさんこと畑正憲氏と、岡本太郎氏の、昔の対談を読みました。
すごかった。 何がって、畑氏。 誰がって、畑氏。 ぱんとこ、岡本太郎も凄い人だと思ってるんだけど、 この対談は、畑氏に軍配。 この人、凄いよ。とんでもない人だよ。 軽々しく「ムツゴロウさん」とか呼べないっす。 そんな、ヤワな人じゃないです。 自然って、けっして優しい、とかじゃない。 少なくとも、世の人が思ってるようなもんじゃない。 だからって、世の人が思ってるような意味での厳しいとかでもない。 こんなこと書いてると、いかに、人間が自然と隔たってるか、ということをつきつけられるな、ぱんとこ的には・・・。 畑氏は、ぱんとこにとっては、自然というものの体現者。 だけど、畑氏は、ぱんとこなんかが思っているよりもずっとずっと、 自然そのものになりたがっている。 命そのものとの一体感を求めてる。 それは、「動物たちと優しい時間を・・」なんて生易しい次元のものではない。 いつだったか、畑氏が動物に接する時のものすごさを垣間見たことがあって、 それ以来、畑氏のこと、もっと知りたいなと思ったことがあります。 いつだったか、動物学者としての畑氏の、蛹に関する論を読んで、びっくりして、 それ以来、畑氏の著作や論文を、きちんと読んでみたいと思ったことがあります。 ほんと、こんなに有名な人なのに、こんなに世の中の人に真価を知られていない人もいないんじゃないか、という気がします。 いやいや・・ほんと、この対談は、一度読んでみてほしいです。 岡本太郎の対談集に入ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 26, 2005 04:48:53 AM
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