カテゴリ:おいしい生活
今日は、バレンタインにオススメのワインをご紹介!
銘柄: バニュルス Banyls ※AOC ヴィンテージ: 1998 生産者 シャプティエ M.Chapoutier 生産国 フランス 生産地 ラングドック&ルーション 種類: 赤・天然甘口ワイン 葡萄品種:グレナッシュ種90パーセント 甘いモノ好きの男性って多いですよね。 うちのダーもそうなんです。 ぱんとこは、甘いモノ好きだけど、たくさんは食べられないんです。 ワインの好みも、ダーは甘口、ぱんとこは辛口。 今日ご紹介するこのワインは、甘口。 だけど、とっても大人の味わいなんです。 グラスに注ぐと、こっくりとしたチョコレートのようなガーネット色。 そして、香りを楽しみながら、一口ふくんで、びっくりしました。 なんていうか、干しプラムとか干しイチジクのような、香ばしい甘さ。 お日様をいっぱい浴びた果物の香り。力強い味。 ポルト酒とか干しイチジクが好きな人なら好きじゃないかなーこの味。 ぱんとこは好きですね。辛党も認める甘口ワイン。 チョコレートや、カビ系のチーズとすっごく合います! ボトルもおしゃれです。 コート・デュ・ローヌの宝石と言われるドメーヌ、シャプティエの最上級フランスワイン。 しかも、安価でこの品質を提供できるから凄い。 バニュルスは他の生産者も造ってますが、バニュルスの定番的存在がこのワインなのだそう。 このワインに関しては、コート・デュ・ローヌよりももっと南の、ほとんどスペインに近い、ラングドックのものだそう。 なんか、納得。 ぱんとこがワインに開眼したきっかけが、最近のラングドックの、シャトー・ド・ラ・ネグリーのラ・クロップの赤なんですが、その風味にどこか似てるんです。 このシャプティエというドメーヌは、本当に素晴らしいんです。 バイオダイナミックという手法で、丁寧に葡萄を育てておられます。 バイオダイナミックっていうと、なんだかものものしいですが、 元々のその土地の生態系を崩さない、むしろ昔なされていた丁寧な畑仕事に近いものなのだそうです。 つまり、化学肥料は、害虫駆除によって結局は生態系を崩してしまって、土を枯れさせてしまいますし、 有機農法は、一見よさそうにみえて、肥料が土地の表層の方にあるために、木が深く根を張らないということになってしまうのだそうです。 そうすると、同じような単一の質の土によって育つことになり、ワインの味が平板になったり、同じようなワインばかりになってしまったり、ということになりがちなのだそうです。 木が深く根を張れば張るほど、その土地の色々な層の土から、さまざまなミネラル分を吸収し、 そのことによって、その土地のその葡萄の味にキャラクターが生まれ、ワインにすることによってその性質がさらに鮮明に浮かび上がるのだそう。 ぱんとこ、この話きいて感激してしまいました。 すごい含蓄のある話だと思いませんか。 人間もそうだなあ・・って思っちゃいました。 お互いの関係を深めるワイン☆かもですよ~*^-^* このドメーヌのワイン、順番に味わっていきたいなあって思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 7, 2005 08:47:56 AM
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