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吉野朔実 『少年は荒野をめざす』
◇初出 ぶ~け 1985年9月号-1987年9月号 ◇単行本 ぶ~けコミックス全6巻 ぶ~けマーガレットコミックス(改装新刊)全6巻 ※3月28日のデータ参照☆ ☆★☆ ついに読んでしまいました~~~~~。 わ~~~~~。 これは、いいですね。。。 自分の世界に近いです。懐かしいくらいに。 今まで読んだ吉野作品の中で、もっとも瑞々しいですね。 「月下の一群」とこの「少年は荒野をめざす」とで、 もう、いいきったんじゃないか ・・・っていうような気がする。 吉野さん、たいへんだなあ・・。 たぶん、狩野も、ここから大変なんだと思う。 最近、初めて「月下の一群」読んだ時から、 この人のテーマって、 ぱんとこ自身のテーマと凄く近いなぁ~~、 似てるなあ~~って思ってたんですが、 あらためて、ほんと似てる。怖いくらい。 マンガ描きの友達や、小説好きの友達で、 吉野氏のファンの人が何人かいたんですが、 その人達に、ぱんとこ、よく、 吉野氏のマンガの主人公に似てると言われてました。 月下の一群の鞠花、 少年は荒野をめざすの狩野、 ジュリエットの卵の蛍。。。 ぱんとこ、その頃は、 他人に似てると言われるのがあまり好きでなかったので、 それらの作品、読もうとはしなかったので、知らなかったのでした。 (ジュリエットの卵は途中から読んだことあったけど) だから、「似てる」っていうのは、 見た目やキャラクター的な要素みたいな、 割と、本質じゃないようなところのことだと思ってたんですね。 でも、読んでびっくりです。 確かに、見た目の雰囲気とか、言われてた当時は特に、似てた、と思う。 でも、それよりも、テーマが、似てる。 痛いくらいにわかる。 ちょっと・・・びっくりです。 人事とは思えない感じ。 ちょっと、よく考えてみたい気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 7, 2005 05:16:17 AM
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