テーマ:ニュース(100267)
カテゴリ:読書日記
倉橋由美子さんが亡くなりました。
ぱんとこ、実は高校生くらいまでは文学少女でした。 倉橋さん好きでした~。 大江健三郎氏よりも、断然、倉橋派でした。 もう一度読み返したくなりました。 どこかで全集出さないかな・・・。絶対買うのに。 ご冥福をお祈りいたします。 ★著作リスト★ パルタイ 文藝春秋新社 1960.8. 文春文庫 1975.01.25. 新潮文庫 1978.01.30. 婚約 新潮社 1961.02. 新潮文庫 1971.06.21. 人間のない神 角川書店 1971.04. 徳間書店 新潮文庫 1977.08.30. 収録作変更 暗い旅 東都書房 1971.10. 新潮文庫 1983.01. 聖少女 新潮社 1965.09. 新潮文庫 1981.09.25. 妖女のように 冬樹社 1966.01.20. 新潮文庫 1983.02. 蠍たち 徳間書店 1968.10.05. スミヤキストQの冒険 講談社 1969.04.24. 講談社文庫 1984.05. 講談社文芸文庫 1988.02.10. ヴァージニア 新潮社 1970.03.10. 新潮文庫 1973.05.25. わたしのなかのかれへ 講談社 1970.03. 夢の浮橋 中央公論社 1971.05.20. 中公文庫 1973.10.10. 反悲劇 河出書房新社(河出文芸選書) 1971.06.30. 新潮文庫 1980.08.25. 講談社文芸文庫 1997.06. 迷路の旅人 講談社 1972.05. アイオワ 静かなる日々 新人物往来社 1973.11. 迷宮 文藝春秋 1977.04. 夢のなかの街 新潮文庫 1977.04.30. 磁石のない旅 講談社 1979.02. 城の中の城 新潮社 1980.11.05. 新潮文庫 1984.08.25. 大人のための残酷童話 1984.04.20. 新潮社 新潮文庫 1998.08.01. 倉橋由美子の怪奇掌篇 潮出版社 1985.02. 新潮文庫 1988.03.25. シュンポシオン 福武書店 1985.11. 新潮文庫 1988.12.05. 最後から二番目の毒想 講談社 1986.04.21. アマノン国往還記 新潮社 1986.08. 新潮文庫 1989.12.20. ポポイ 福武書店 1987.09.16. 新潮文庫 1991.04.25. 交歓 新潮社 1989.07.10. 新潮文庫 1993.05. 夢の通ひ路 講談社 1989.11. 講談社文庫 1993.11.15. 幻想絵画館 文藝春秋 1991.09.30. 夢幻の宴 講談社 1996.02.20. 毒薬としての文学 倉橋由美子エッセイ選 講談社文芸文庫 1999.07.10. あたりまえのこと 朝日新聞社 2001.11.01. よもつひらさか往還 講談社 2002.03.20 ★報道記事★ 「大人のための残酷童話」…作家、倉橋由美子さん死去 「パルタイ」など反リアリズム小説で知られた作家、倉橋由美子(くらはし・ゆみこ、本名・熊谷由美子=くまがい・ゆみこ)さんが10日午前10時9分、拡張型心筋症で亡くなっていたことが分かった。69歳。 葬儀は13日に済ませた。喪主は夫、熊谷冨裕氏。 高知県生まれ。60年安保の年、明治大在学中の24歳で書いた「パルタイ」でデビュー。党(パルタイ)という組織への違和感を描き、観念性に富む作品は、同世代の学生作家大江健三郎氏とともに話題になった。 その後は「聖少女」で近親相姦(そうかん)の問題を追求するなど、人間の存在を問う反リアリズムの作品を発表。「スミヤキストQの冒険」など、パロディー性豊かで毒のある世界をつくった。 名作童話の裏に潜む人間の邪悪な心を描いた創作集「大人のための残酷童話」(84年)はロングセラーに。社会の女性化が進んだ架空の世界を描いたSF滑稽(こっけい)冒険譚(たん)「アマノン国往還記」は87年、泉鏡花文学賞。 世界的ベストセラーになった米国のシルヴァスタイン作の絵本「ぼくを探しに」の翻訳でも知られた。90年ごろから心臓の鼓動が聞こえる原因不明の病気を患っていた。最近、サンテグジュペリ作「星の王子さま」の新訳を完成させたばかりだった。 (読売新聞) - 6月14日1時43分更新 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 14, 2005 03:57:23 PM
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