競技会2日目。
今日は昨日より約1時間早く家を出発。8時半前に会場に到着した。
昨日から張り付いているCグループは服従と選別だ。すでに競技が始まっているので服従会場へ急ぐ。ここでの見せ場は遠隔操作だろう。作業は次のように行われる。前進→立止→左へ前進→立止→右へ前進→立止→右前進→板壁登攀→前進→停座→右前進→1m障害飛越→前進→1m障害飛越→前進→伏臥→幅跳び→正面停座で終了となる。制限時間は5分。この間なら何回指示を出しても良いそうだ。雨で障害の前がぬかるんでいて踏み切りに足を滑らせて後肢をぶつける犬も見られた。いつもの事であるが思うようにコントロールできずにギブアップするハンドラーもいる。単に走ったりするだけならぬかっていてもそれほど問題にならないが、板壁や障害は踏み切る際に力が掛かる。砂を撒くだけでもかなり改善されるだろうしそのくらいの事はしてもいいだろうとはA訓練所の大所長の言葉だ。A訓練所といえばここのA・K訓練士。ほとんどの訓練士が大声を張り上げてコマンドを出す中、実に淡々とコマンドを出す。服従も遠隔もパトロールも大声を張り上げたのは見たことが無い。唯一、禁足咆哮の呼び戻しだけは声を張り上げたがそれでも他の訓練士比べれば穏やかなものだ。ちょっと憧れてしまう。