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服従競技の合間に選別を見た。僕はどうもこの競技に面白さを見出せない。ハンドラーだけでなく見ている側にも審査員が○、×のサインを出すまでどれが正解の布か判らない点も面白さに欠ける点だと思う。しかし、この選別は唯一結果が事件の証拠として採用される作業なのだ。これも見ていると犬によって個性が出る。選別台に行ってパッと布を咥えてくる犬もいれば、じっくり嗅ぎ分けて持ってくる犬もいる。臭いの嗅がせ方も布で犬の鼻を覆うようにする人、犬に布を咥えさせて臭いを嗅がせる人、そして今回初めて見たのが、臭いを嗅がせた最後に布を地面に落として拾わせるやり方だ。犬に布を咥えさせるのはヤコブソン器官を使わせる為なのかな？と素人考えに思ったのだが・・・。

ここまでの経過では栃木のＩ訓練士が1位だとの情報が入っていたが、選別の結果は○1個・・・・。優勝は少し遠のいたかな？

牡組の優勝は群馬の清水義教訓練士のフノー ﾌｫﾝ ワイエスイセサキ、牝組は島田薫訓練士のココ ｵﾌﾞ ジーティーアール。島田訓練士は昨年の兄弟犬のダブル優勝に続いての3連覇！過去にも4連覇しているので敵無しといった感じですね。僕の記憶が正しければお二方ともいちのせ訓練所の出身だと思う。