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今年も我が家の玄関ポーチにツバメが巣をかけた。ついこの間までポヤポヤっとした毛が生えていた子ツバメも羽が生え揃って黒々としてきたと思ったら、水曜日あたりから親に誘い出されるように飛行練習を始めた。最初は近くの電線に留まったり、我が家のフェンスに留まったりして夕方には巣に戻ってきていたが、昨日は朝早くからどこかに出かけて夕方一時は帰ってきたのだがまだ居なくなって、とうとう帰ってこなかった。ついこの間まではうるさいくらいさえずっていた声が聞こえなくなるとなんとなく寂しいものだ。
兄弟5羽勢ぞろい 小さくて判りにくいですが手前が雛、奥が親鳥 今日は父方の叔母の葬儀に参列するため母を連れて長野まで行ってきた。 叔母は父のすぐ下の妹で母と同い年の80歳。 戦争中は看護師としていわゆる南方へ行っていた事もあると父に聞いたことがある。 僕が物心付いた頃は花柳界に身を置いて、売れっ子芸者と鳴らした時期もあった。 芸者を引退した後は長唄の師匠であった『杵屋六喜恵』さんの養女『杵屋勘喜邦』として 長唄の指導に当たっていた。今日もたくさんのお弟子さん達がお別れに訪れて下さった。 僕にとっては親戚の叔母ちゃんなのだが30年も師事しているお弟子さんもいるほど 長野の邦楽界では偉大な存在だったようだ。2代目宗家と言う方も東京から駆けつけていた。 お弟子さんによりと近々、以前から悪かった膝の手術をして、 来年は80歳記念公演をする事になっていた矢先の突然の死だったそうだ。 一人息子の従兄弟にずいぶん苦労させられた時期もあったが、 その息子の住む新潟県内に引っ越して一緒に暮らすのを楽しみにしてたようだ。 僕のことを「かず坊、かず坊」と言って可愛がってくれたやさしい叔母さん。 どうぞ安らかに 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.17 21:47:11
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