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今日は久しぶりにサードをシャンプーした。理由はいくつかあるけれど、第一は臭くなったからです。といってもサードに直接鼻をつけて嗅いでもそんなに臭くないんだけれどサードを触った手を嗅ぐと臭いんです。第二の理由は殺菌の為、ここのところかゆみが出ているみたいでお尻や足を舐めたり、左の頬を掻き壊して血が出たりしていたので薬用シャンプーで洗って雑菌を洗い流すためでもあります。もう一つは今週末、救助犬の合宿があるのでおめかしの意味もあるし、山野捜索のダニ予防のフロントライン・プラスを滴下する前に１回洗っておきたかったからです。
シャンプーするとそれまでペタッとしていた毛が立ってきてせっかく抜いたのに格好が取れなくなってしまうのが悔しいでど、まぁ仕方ないか！

さて、犬にとってのご褒美ってどんな物があるでしょう？ご褒美っていうと食べ物と言う風に思う人がいると思いますがそれだけではないのです。その他にも飼い主の愛撫（撫でること）、褒め言葉、遊び、飼い主の関心（注目）、かじる事、嫌な事からの回避があります。褒め言葉は食べ物や愛撫と併用する事によってより有効になります。例えば、スワレを犬ができた時に大げさに褒めながら胸を撫でてあげたり、おやつを一かけらあげたりすると効果的に使えます。逆に犬が留守中にトイレを失敗して犬を捕まえて叱ろうと犬を追いかけたりするとこれが犬にとっては遊びとなって、留守中にトイレを失敗すると飼い主が注目してくれてしかも遊んでくれると言うふうに強化されてしまってトイレの失敗は直しにくくなります。
それでは犬にとっての罰とはどうでしょう？一般的には体罰と言われる肉体的苦痛、犬を睨みつけたりする脅し、花火や雷などの大きな音等から受ける恐怖それと意外と良く効くのがタイム・アウト（無視）です。このうち体罰は思わぬ副作用がでる場合があります。僕もサードの呼び戻しの改善にリモートコントロールのショックカラーを使いましたが、ショックカラーを使う前まで出来ていた「行進中の立止」同じく「停座」同じく「伏臥」が出来なくなってしまいました。これをまた出来るようにするのに３週間を要しました。犬と直接対決する体罰は人への攻撃性を引き起こす要因になる場合もありますので出来れば避けたいですね。