投資参謀マンガー 頭の中が整理されてすっきりした本
私の場合は株式投資が本当に楽しいので、多くの書籍を読んでいろんな雑多な知識を取り入れておりますが、掲題の本に出会ったとき、もやもやとしたものがきれいに整理された気持ちになりました。この本は、投資を始めていきなり読むのではなく、いろいろ考えて、行動して、失敗してから読むとすっきりするのかな?と考えてます。特に気に入っている文章は、以下のとおりです。(勝手に意訳してますが)(偉大な投資家になるには、と聞かれ)・すぐれたビジネス雑誌をいわば「乱読」することを勧める。ただし、読んでいる内容を「すでに実証されている根底的な概念の基本構造に関連付ける」という癖をつけていることが前提。そうすると知識を蓄積できる。・・・私がもやっと考えていることをなんてスパッとコメントできる人なんだろう、と感心してしまいます。知識の量もスノーボール(城島のコマ理論でもいいですが)のように芯をしっかり作って転がしていく感覚でしょうか。その芯が間違っていては最後まで間違いますから。。(具体的にどんな企業に投資するかについて、よい業績を上げている企業の中からの選別として)・業績を可能にしている原因について考え、それらを阻害しうる要因を考えることだ。・・・まあ、そのとおりですよね。。Mポーターの競争の戦略の本の内容を一言で言ってしまっているようでもあります。確かバフェットが別の本でコメントしていた内容にも「(TOBで)うまくいく確率に儲けをかけ、うまくいかない確率に損失をかければそれが利回りだよ」なんてあったような。。私個人的には、表題に記載してます「期待値」を計算するのが小さいころから習慣になっていました。ですから、よく考えていたことをスパッと(また同じ言葉を使ってしまった。。表現がむずかしい。)書籍にしてくれていることにより、自分の考えの不十分な部分がわかったり、どこかのブログでの人の行動にマイナスの影響を受けないでいることができているのでは?と思ってます。マンガーの方がバフェットより人間らしいですね! 【送料無料】投資参謀マンガー価格:2,940円(税込、送料別)