3751日本アジアグループ 塩漬け株脱出なるか 負ののれんの計算
3751日本アジアグループはあんまりいい会社だとは思いにくいのですが、負ののれんについて、考えてみようと思います。会計処理の概要効力発生日:平成24年4月1日割り当て内容:日本アジアG 1 に対して、 国際航業 0.0653 を割り当てる交付する株式数:1,019,976株会計処理の概要:本株式交換は、共通支配下の取引等のうち少数株主との取引に該当する見込みです。なお、この取引に伴い負ののれんが発生する見込みですが、発生する負ののれんは現時点では未定です。以上、会社のIRでした。ちょっと古いですが、会計の本を読むと、「株式交換完全親会社が取得する子会社株式の取得原価は、少数株主から取得するものの場合、「取得の対価(少数株主に交付した完全親会社株式の時価)に取得に直接要した支出額を加算したもの」・・・この場合、日本アジアGの株式1,019,976株(面倒だから1,020,000株と計算)*4月2日時点の終値?2589円*1020000=だいたい26.4億円で諸費用入れて、えいやの26.5億円とする。少数株主との取引の場合、企業結合会計意見書三5(2)「親会社が子会社株式を少数株主から追加取得したときは、個別財務諸表上、子会社株式の取得原価は、当該株式の時価又は支出した対価となる財の時価で測定される。・・・うん、同じだね。また、連結財務諸表上は、その金額と減少する少数株主持ち分との差額をのれん又は負ののれんとして処理することになる。後者は、現金想定の対価と同様の扱いだそうです。・・・へえ。連結財務諸表上の子会社株式の追加取得の会計処理以下の差額をのれん又は負ののれんとし、資本連結実務指針40項に準じて会計処理する。ア 追加取得した子会社株式の取得原価イ 追加取得により増加する親会社の持分(追加取得持分)又は減少する少数株主持ち分の金額なお、追加取得持分又は減少する少数株主持ち分は、連結会計方針として採用する子会社の資産及び負債の評価方法(部分時価評価法又は全面時価評価法)に従って算定する。・・・ということは、そのなんちゃら時価評価法がちょっと面倒なので、上場企業は基本時価と仮定し、国際航業も3月は儲かるはずなのでイの値は、直近の国際航業の純資産価格*買収して増加する持分割合でいいのかな。じゃあ、だいたい290億円*43%=124億円になる。26.5億円の時価の株式を対価にして、124億円の純資産を手に入れたんだから、実務指針になんて書いているか面倒だから調べないけど、これは95億円くらいは特別利益に一括計上することになるのでは?よって、四月末の今期決算は営業赤字下方修正、特別利益は70億円くらいの黒字?時価総額よりでかいな。、、、ほんまかいな?もしくは発表の日が対価算定の根拠かとも思ったのですが、あまり時価の差はなく。でもこれでも会社がいいわけじゃないから本当にギャンブル銘柄ですので数少ないこちらを訪問されている皆さまには決してお勧めできません。。。