目次を読んだだけで本を読んだ気になるこのごろ
本って最近目次を読んだだけで読んだ気になりませんか?一番多いのが、会社の同僚から、今読んでる本のどこどこに、今目の前で起きている内容が載ってたな、なんて言われると貸してもらってその場で目次をさーっと読んで満足してしまいます。たとえば昨日は、和田秀樹さんの本で題名は覚えてないのですが、40歳から前頭葉が萎縮して、切れやすくなるから、でも前頭葉は鍛えられるからがんばれよ的な本を読んで満足してしまいました。小話としては、たとえば有権者の3分の2がすでに前頭葉が萎縮しているんだとか、そんな感じで。 でも、目次だけ読むのはすでに30代後半の私にとっては理にかなっていると思います。まじめに全部読んでいたら一日経ってしまいますから。 一番うれしいサプライズはそんな気軽な気持ちで読んでいた本が「思いのほか、濃く(自分にとって)、読みきれないので購入する」そんなパターンです。 株の本とか、昔はそういう書籍が結構あったのですが、最近はないですねえ。なにかよいのがあればいいのですが、自分の知識量とも関連しているので、なかなか出てこない。で、思い出しました。最近購入した株周りの本でこれは読んでほしいと思う本が一冊あります、ちょっと高いですが、内容に興味があれば(本当に頭のよい人なので難しい内容をわかりやすく説明している稀有な本ですので)是非一度立ち読みでもよいので読んでほしいですね。霞ヶ関から眺める証券市場の風景 -再び、金融システムを考える- 単行本 – 2015/3/5 大森 泰人 (著) です。切り口がそもそも当局の方なのでおもしろい。また、そこまで書いてよいのか?とおもいつつぎりぎりの線をいっている。また、その妥協も著者は隠そうともしていない。面白いです。ドラクエよりも面白くて電車の中で優先で読んでます。