明けない夜はない、今が一番暗いときだ その2 / 安田佳生さんの発信
利益率の低い銘柄ほど好景気には利益が倍増する。流動化銘柄は単純なPERで測ると決して高くなかった。逆に安いくらい。でも不動産の利益構造ってそういうことじゃないよね。今はゲーム株。(不動産はわかるけどゲーム株はよくわかりませんので、今の値段が高いか安いかはわかりません。)私はまだ安いと思う株を当時も買ってて流動化銘柄はまったく買ってなかった。にもかかわらず、 やられたんですよねえ。あの時信用取引さえやってなかったら。やってても急落時のカウンターに徹してたら。。。ソロスの理屈との合わせ技で、あの時苦い思い出となってしまいました。意外と市場はその企業の本当のファンダメンタルに最後は帰結するのだ、とも感じました。見せ掛けの利益を計上していた会社は、結局市場の暴落時にはすべて吐き出した上に、風がやんだ後にまったく株価は戻らない。まるで日本のバブル崩壊後のよう。。。。かといって投資は止めませんでしたが。で、結論はいつものとおりなのですが、株の期待値は7%くらいはあると思う。選べば10%くらいのものは見つかるだろう。でも、ずいぶん上昇してまともになった値段から、個人投資家がまとめて逃げるときに「一瞬でも」バカな値段、そうですね、今の半値としましょう。薬王堂で言えば1500円です。そうです。2014年12月の値段です。ないとはいえませんよね。(もちろん一部昇格とか業績好調とかいろいろあります。私はまだ薬王堂イケルと思ってます。でも震災時のコメ兵のようにならない保証はどこにもありません。薬王堂はもともと利益率の低い会社でした。2%台だったことも。でも震災後からは常に5%程度を保ってます。利益額3倍×PER評価3倍みたいな感じで10倍近くになったわけです。物流効率化、既存店舗好調、震災復興需要、インバウンド、原油安といいことが続いています。そうして好景気というハードルが上がってきているわけです。逆回転がそろそろ怖くなるのが凡人の考えです。一方でALサービスのような会社は利益率が非常に高く、フランチャイズ分を除いてもかなり利益率は高いですので、株価が急落した際には買いたいとなります。今の時点の考えです。)そんな値段がついてしまったら、「私の無期限信用取引有株式投資法」の場合、追証がかかって途中で売りながら対応しなければいけません。加速度的に資産が減っていくでしょう。一瞬でもバカな値段がつく確率が2年に1度あるとしたら、その暴落がチャンスになるかピンチになるか、そのオプションを一体いくらで買うか、なんとなくは考えてます。でもまあそんなことでヘッジするよりも。。。これからも株価は上がり続けると思うけど、信用取引をずっと長期で保有し続けるという方法は、リーマンショック級の暴落が来て、ブログが9割閉鎖された後に、若者が入金投資で行う時にのみ有効なものであって、私がずっとやっていると必ず破産もしくは準破産してしまう。したがって、現物投資で行こう!というものでした。 ・安田佳生さんのツイートやブログを「キャナリーゼがトイレにミツルの本を置いて読んでいるように」読んでます。本当にやりたいことを考え続けて今ここに至るといった感じで、先入観というものがない状態で、そもそもこれってなんだろう、という発想を常に使っておられて、非常にその点が参考になりました。ホント、インターネットというのは便利ですね。求めれば与えられます。