新築マンションのモデルルームに行って血迷うが踏みとどまる
信用を減らそうと思っているのになかなか4割から減らない中、株式投資に対する熱意を探してます。このままでは大やけどを負いそうなかんじです。三連休、いかがお過ごしでしょうか。私は、なかなか治らない風邪を引きながらも、なんだかんだ家庭内で事前に用意されていたメニューをこなしました。つまり、新築マンションのモデルルームに行ってきたのであります。正直、投資目線では新築マンションなんかは端にも棒にもかからないものだと認識しています。が、人間50年、いや、健康人生65年とすると、今非常にいい物件にめぐり合えたのであれば、それは買って住むべきでしょ!(新築プレミアムの2割は浪費する感覚)というバリュー投資を一応標榜する人間としては大失格の考えも多少持っているわけです。 てなもんで、前から数件、モデルルームにはいったことがあるのです。今まではその場では「いいなあ」なんて思っても、その程度であって、翌朝起きたら「まあないよなあ」となったわけです。 しかし!先日は違いました。 モデルルームが「非常にすばらしく、文句のつけようのない」物件だったのです。 すなわち、立地はもちろん、床面積、天井高、当該マンションの購入層(最低分譲面積が大きく、日本人に売っている)、設備などほぼ完璧なわけです。(最上階ではないという点で完璧ではない) ただし、この坪単価がとてつもない金額でした。 珍しく、3日間悩みました。そして「買わない」と結論を出しました。まあ、そりゃそうなんですが、不動産というのは、マンションだと特に立地や階数、方角など本当に良いものは実は中古でもほとんど流通しません。(半年蓄えた知識で不動産を語ってますので注意ください)なので、どうしてもほしいものは高くなり、逆に言うとリーマンショックの直後でさえも、「本当によいマンションのよい区分」であれば「坪単価でいうと非常に高い値段で取引されている」ものなのだと最近取引実績をいろいろと見ていて気づきました。ようするにベストな物件は好景気には中古で出てこず、不景気にまあまあの値段(もちろん超高値)で取引されると。 なので、お金をどぶに捨てた気持ちになって購入しようかどうかとも思ったのですが、物件については、「最上階ではない」ことが引っかかり、自分としては、投資人生いっちょあがりになってしまうことをためらって、止めました。 で、結論は、私が「新築」マンションを見に行って超高値のマンションを買おうか迷うくらいのところに今の相場は到達しているという事実でした。 ただし、私は「円安」を定着させなければいけない理由は下方硬直性の打破、すなわち、「地方の正社員の賃金を単純労働に見合ったものに下げるため」だと思ってますので、「東京は国際都市化、地方はアセアン化」のイメージで行くと本当の東京都心はもっと土地の値段が「円ベースでは」上がってよい(東京はドルベースで考える)と考えてもいます。 あと10年20年したら、本当にひとつしかないものは2番目の2倍3倍の値段で取引される世の中になりそうな気がするので、1番のものを見つけたらどぶに捨てるつもりで買うことも考えてます。見抜く能力や買わせてもらうコネクションが心配ですが。 そんなこと言ってたら先に寿命がきてしまい、まったく購入できない気がしますが。。。