不動産って儲かるものではない
年末にかけて、だらだら下げる相場に、ついつい手を出してしまい、現物:信用が1:0.5を超えて0.6近くまでいってしまった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。どうも、この新興小型人気離散型だらだら下げにはついつい買い向かってしまいます。 不動産を今年に入って立て続けに購入してみましたが、一言で言うと「面倒くさいことが多い」ことがわかりました。それで住宅っていうのは、特にそれで収益を生むわけではなくて、そのあたりに住む人々が「どれだけ稼ぐか」に大きく依存して価格がついているんだなあ、という当たり前のことも実感しました。 なんかこう、いわゆるこてこてのバリュー投資みたいに、「40円で100円のものが買えたぜラッキー!」とはまったくいかず、この価格で買えば、まあ高値掴みはしていないだろう、いろいろリスクはあるけれども、また、流通コストが馬鹿高いけれども、場所がいい物件を持っていればなんとかなるんじゃね?安全に貸し出して、ほどほどの利益で我慢しつつ、いろいろ税務知識ほかをフル回転したら、10年単位でも儲かるというか、新築がゲットできるかもとか、その程度のものだと。ようするに、「不労所得」ではなく、自分の作業時間がやけにとられることが大変なのである。その辺は株との決定的な違いである。・・・じゃあREITとかにしとけば。。。(それでは面白くない)結局株式投資(裏を返せばというか、表は事業家になってバリバリやることですが)に勝る期待値の高いものは不動産はないなあ、と思った1年でした。 来年こそは、現物+ちょっと信用投資で落ち着いて銘柄発掘をしたいところですが、現状では今まで投資してきた中からのセレクションにとどめているのが現状です。