■シルバー人財が「銀の卵」に??
■「銀の卵」?の確保が課題?? 技術者の2007年問題ということで、団塊の世代が一斉に現役を退くこと になり経営にとっては人件費が大幅に軽減されるという。 試算によると2007年から四年間で三兆六千億円の人件費負担が軽減 されるという。しかし、一方では、ベテランのノウハウが企業から失われる ことになり有能な人材不足も問題化してきている。 少子高齢化で若年労働者の確保が困難になっている一方で、ベテランの 人材確保も困難になりつつあるとのことである。 そこで、一時期、中卒の労働力が確保できなく「金の卵」と呼ばれていた 時代があった。これが現在ではシルバーの有能な人材確保のために「銀の卵」 という言葉が使われるようになったようである。 定年年齢の延長や顧問契約での再雇用等と雇用環境も大きく変化している。 後継者の育成と技術の伝承がこれからの大きな課題となる。 平均寿命が延びる一方で健康で元気な中高年が増えている。 長期的な展望での少子化対策も喫緊の課題であるが、これらの中高年者の 有効活用策が日本経済にとっての大きな課題である。