☆ ソフトタッチでハードに触る?! ☆
☆☆--価値ある環境を創造する--☆☆☆☆☆ Make strategy, just do It ! ☆☆☆こんばんは、丸山です。■ひさしぶりの羽田空港。先日のニュースでは、2009年に羽田空港の滑走路は合計4本になるとか。。。4本の滑走路を持つ国はアジア最多!■これで不便な成田ともお別れして、東京に競争力のある空港が誕生だ!と思いきや、現実は少々違うようですね。確かに国際線も増えるようですが、国内線の距離以内しか飛ばさない方向で考えられているとの話。■つまり、羽田-石垣空港が約2,000kmなので、国際線といっても、半径2,000km程度の範囲しか飛ばない。。。結局は、成田空港を日本の玄関としてこれからも使うことになるのでしょうか・・・?!■しかし、これは実に不便。例えば、ニューヨークから帰国して、直接石川県の小松に出張しようとすると、・[JFK空港]=飛行機⇒・[成田空港]=スカイライナー⇒・[羽田空港]=飛行機⇒・[小松空港]こんな経路を辿る事になります。もしも、羽田空港がhub&spoke の機能を果たすとすると、・[JFK空港]=飛行機⇒・[羽田空港]=飛行機⇒・[小松空港]荷物の受け渡し、移動時間その他を考えれば、時間だけ見ても3時間以上のロスタイムが生じているのが現状・・・。勿論、移動にもお金は掛かるし、肉体的苦痛を考えるとそのロスは計り知れません。。。■更に、海外から来た人たちにとっても、タッチ・アンド・ゴーで、日本国内も海外も同じ感覚で移動できないのは、実に不便なはず。。。よその国で飛行機の乗り換えに、電車を乗り継いで移動する様は、御世辞にも‘親切設計’とは言えません。。。■確かに、これまでの色々な経緯があって、成田空港を維持しなければいけないという事もあると思います。しかし、日本全体を考えた場合、このままの方向で進んでいくというのも疑問・・・。■いっそのこと、成田空港は貨物空港として存続してもらって、旅客は羽田で受け入れる。こんな住み分けはどうなのだろうか・・・?!■成田近辺は、地代が安く、大手の物流基地も揃っているし、今後も揃えやすい。成田空港が貨物空港として生まれ変わったとしたら、全国発送だってスムーズ且つ低コストで実現できるようになる。こうすれば、人も荷物も効率よく移動できるし、社会コストも安くなる。。。■せっかくの4本の滑走路。部分最適を見るのでは無く、日本全体を見渡し、世界全体を見渡した最適を目指して方向性が決まるといいなぁ・・・と。そんな事を広大に広がる羽田空港周辺を見渡して考えて見るのでした。。。☆!+ 要 ++++++++++++++++++++++競争力のあるハードだけを揃えても、世界基準で戦うことは出来ない。全体最適は何かを考え、戦略を考えることが重要だ。ハードがどれだけ揃ったとしても、ソフトの部分における競争力を磨いていく時代だと言える。** 後記 **********************まぁ・・・、・羽田空港の滑走路は4本と言ってもB滑走路は脱出用だそうで・・・。・羽田空港拡張には様々な制約条件があるからといって、成田空港を建設する流れになったそうで・・・。・・・・・・・・・・・だそうで・・・。どちらを向いても、制約条件の嵐。。。「制約条件は解除の対象!!」と言って、むやみに進んでもいけないのですね。フムフム。。。 株式会社メイキット( make it ! )