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カテゴリ:私の日常
今日は朝から庭で義父がタイヤ交換をしていました。
義父はいつも自分でタイヤ交換をしているのですが、体力的にも年々大変になっています。 (業者に頼んだら良いのに)・・・と思うのですが、「自分でやるんだ」と聞いてくれません。 (まだまだ自分は大丈夫だ)と思いたいのでしょう。 今日は義母は仕事休みのはずですが、朝早くから出かけているので、義父のことが心配だから手は出さずに見守っていることにしました。 一旦座り込んだら、立ち上がるのも一人では難しい義父。立とうとするたびに私がズボンの後ろを持ち上げて手伝います。 ゆっくり・・ゆっくり・・時間をかけて作業していました。 タイヤを2本交換した時に、義母が帰ってきました。 (お義母さんが帰ってきたのなら、任せても良いだろう)・・・と思い、私は洗濯などの家事に取り掛かったのですが・・・ しばらくすると庭で二人が言い争っている声と、カン・・カン・・・と何かを叩いている金属音が聞こえてきました。 (何事?)と驚いて二人のところへ行ってみると・・・金属音は義父がジャッキを叩いている音でした。 義母は休日の午前中に買い物のために義父と出かけるのですが、戻ってきてもタイヤ交換が済んでいないので、早く終わらせるために手伝おうとしたようです。 それで慣れない義母がジャッキを勝手に扱い、壊してしまって使えなくなってしまった。 義父は「いらんことをするな!」と怒鳴りながら、曲がって壊れたジャッキを直すために、叩いていました。 今日は天気が良く、だんだん気温も高くなっていました。 (もう無理だ。これ以上義父を炎天下に晒すことはできない)・・・と思った私は義父を説得することにしました。 「お義父さん。ジャッキが壊れたのならもう無理でしょう。業者に電話してやってもらいましょう」と言いましたが、まだ「大丈夫じゃ~ わしがやる! やらしてくれ!」と言い張ります。 (そんなこと言ったって、具合が悪くなるのは目に見えてるでしょう。具合が悪くなったら世話をするのは結局私なんだから~・・)と心の中で言いました。 最終的には近所に住む親戚に頼んで、手伝ってもらうことにしました。 彼は今は農家を手伝っていますが、前職は車関係の仕事をしていたのでタイヤ交換は慣れていました。 ものの30分ぐらいで済ませてくれました。助かりました。 義父は車庫の中に腰かけて、親戚が作業している姿を静かに見守っていました。 義父は87歳。最近は歩くことも危なっかしくて、杖をついて歩いています。 タイヤ交換どころか、もう車を運転することが無理だということをそろそろ自覚してくれれば良いんだけど・・・・事故を起こさないうちに、早く免許を返納してほしいな・・・と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月21日 09時11分25秒
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