祖母が夢に出てきました。
今朝方、祖母の夢を見ました。私と主人が祖母の施設に呼ばれて行きました。職員さんに車いすを押されて、ニコニコ笑顔の祖母がやってきました。職員さんが「今から〇〇さん(祖母)の映画を上映しますので、一緒にご覧ください」と言いました。私「婆ちゃん。映画に出たの?」と言いながら、祖母と主人と3人で観ました。時間にして15分ぐらいでしたが、テレビ番組の「ヒストリア」のような、内容だったと思います。上映が終わった後で (これは・・・祖母の生まれてから亡くなるまでの一生の物語だったんだ)と気づき(もう一度じっくり観てみたい・・・)と思いましたが、もう次の他人の映画が始まっていました。祖母に「主演女優だったんだね。婆ちゃんすごいね~」と言うと、祖母は一緒に観ることができたことに満足したのか、ニコニコしながら職員さんと一緒に私たちを見送ってくれました。朝になり目覚めたときに、主人に「夕べこんな夢を見たんだよ・・・久しぶりに婆ちゃんが出てきて・・・」と話しながら、ハッと気が付きました。(昨日は・・・祖母の命日だった!)昨日は祖母の命日なのに、雨で天気が悪いし、車がないからお墓参りに行けませんでした。(私たちが来てくれないから、祖母が会いに来てくれたんだ・・・きっと・・)と思いました。(私たちを安心させるために、祖母は自分が天国の施設で幸せに暮らしていると、知らせたかったのかもしれない・・・)と思うとぽろぽろ涙が出てきて、主人の前で泣いてしまいました。こちらの施設では誕生日には誕生日会があるけれど、天国の施設では命日会があるのかもしれないな・・・催しとして、その日が命日の人の生前の一生を綴った映画を、順番に上映するのかもしれないな・・・祖母がニコニコして観ていたところをみると、祖母の人生はとても良い人生だったんだな・・・と思いました。(婆ちゃん。今年の映画は突然だったから、内容をよく覚えてないの。ごめんなさい。もし来年の命日にも、上映されるなら、また招待してくださいね。今度は心に刻むように、しっかり観ますので・・・)と言いました。