よその施設もそうなんでしょうか・・・
今日母のところへ行くと、いつも血圧や血糖値を記入してある紙の上に、「空腹時血糖値を調べるのは木曜の朝だけになりました。」と看護師さんからのメモがありました。母は毎食前にインスリンの注射を打っていただいています。通常インスリンの注射を打つ人は、病院でも在宅でも注射の前に血糖値を調べて打つ単位を決めて注射するのですが、「ここは病院ではないから、施設ではやりません」と血糖値の検査をせずに決まった単位を打たれます。「血糖値を調べずにインスリンを打つのは危険ではありませんか?」と言いましたが、ダメでした。そして母は何度も低血糖になりました。低血糖を繰り返せば網膜症を発症します。目が見えなくなり、手術をしています。手術をしてまた見えるようにはなりましたが、これではまた同じ事を繰り返し、母を苦しめることになるんじゃないか・・・・なんとかしてあげたい・・・不安だからと、頼み込んで朝1回だけなら・・・と調べていただくことにしていたのですが、それもまたやらないように決めたそうです。看護師さんに「どうして調べて貰えないんですか? 今までどおり調べて欲しい」と頼みましたが、「医師が決めたことだから・・・具合が悪いようだったら、その時は検査しますから・・」と断られました。おかしいだろう・・・打った後で具合が悪くなって検査したって遅いだろう・・・・低血糖だったらブドウ糖を使えば良い・・と思っているの?それを繰り返してあの時目が見えなくなったのに・・・また見えなくなっても年寄りだから仕方ないっていうこと?看護師さんは「もしかして自分の打った注射で具合が悪くなるかもしれない・・」と不安に思いながら毎日注射をするの? それとも不安にさえ感じないの?そして具合が悪くなったら・・・最悪それで亡くなっても、「医師が指示したことだから、それに従っただけだから、私達には責任が無い」と言って逃げるの?ここは終の棲家だから、それで良いの? もしこれがあなたの家族でもそうするの?本当にどこの施設でもそうしているのでしょうか・・・・・母はまだ低血糖などの症状が出たら、自分でコールして知らせることができますが、それでも寝ている間だと気づかないかもしれない・・・・自分では知らせることができないお年寄りは、どうなってしまうのだろう・・・・家族もめったに訪れないお年寄りは、何があったか知らされないまま・・・・介護が必要なお年寄りがいる施設だからこそ、より慎重にしなければならないのではないか・・・・と思うのですが、私が間違っているのでしょうか?母を守りたい・・・と思いますが、お世話になっている以上施設の方針だと言われれば、家族はあきらめて我慢しなければなりません。怒りをかってまたインスリンを打つ回数を減らされて、母に何かあるのが怖いからです。私のブログは介護職に携わっている方や医療関係者・市の福祉の方が読まれていることが多いので、よその施設でもそうされているのか、それとも高齢者の医療費を抑えるためか、介護職員の負担を減らすために、そうするようにどこからか指導されているのか訊ねてみたいです。施設は終の棲家・・・・だからこそ少しの不安も無い穏やかな時間を過ごせる場所であって欲しい・・・と願ってはいけないのでしょうか?