祖母の発熱
今日祖母の所へ行くと、職員さんがすぐに声をかけてこられました。職員さん 「昨日元気がない・・って言われていましたよね。 実は夕べ38.5度を超える熱を出されまして・・・・ 今解熱剤を飲んでいただいているのですが、それでも37度を越えているんです。」昼食を食べている祖母を見ると、いつもは全部残さずに食べるのに今日はうどんを半分残しています。それまで寝ていたのか、後ろ頭の髪が汗で濡れていました。私 「そうですか・・どうもありがとうございます。熱の原因は何でしょう?」職員さん 「それが分からないのです。今様子を見ている状態です。 でもすごく汗をかかれていますので、木綿の着替えを持って来ていただけませんか?」私 「分かりました。」祖母を見たところ、どこかを痛がったりすることもなく、元気がないだけで、特に変わった所はないように思いました。でもこの汗のかき方から、祖母はもともと暑がりなので、このところの急な気温の上昇で、もしかしたら体に熱がこもったのかもしれないな・・・と思いました。高齢者は体温調節が難しくなってきて、ちょっと我慢を続けると暑いのか寒いのか分からなくなる人もいます。昨年の夏の猛暑の中、本来なら扇風機やクーラーで冷やさなければならないのに、靴下を二重に履いて、コタツの中で熱中症になって倒れていた一人暮らしのお婆さんのことがニュースで流れていました。自宅なら暑がりの祖母は、「暑い~」と言って服を脱いで裸になったりしてましたが、祖母は認知症ですし、施設に入ってからは他人目もあるし、職員さんが着替えを全部手伝ってくださいますので、もしかしてそれもできなかったのかもしれません。私はすぐに義母に連絡して夏用で汗をよく吸い取るような服や下着を夕方届けてもらうように頼みました。