ヨーグルトについての番組がありました。
2月にNHKの番組で腸内フローラについて放送されていて、覚えておくために放送された内容をブログにしましたが、今日「この差って何ですか?」ってテレビ番組で腸内細菌を使ったヨーグルトについて放送していましたので、また内容をメモしておこうと思います。 「普通のヨーグルト」と「機能性ヨーグルト」・・・この差ってなんですか?現在日本では1000種類以上のヨーグルトが販売されていて、乳酸菌の種類によって「普通のヨーグルト」と「機能性ヨーグルト」に分けられています。そもそもヨーグルトは牛乳から作られています。牛乳の中に乳酸菌を入れて発酵させて固めたものがヨーグルトです。だからどのヨーグルトも乳酸菌の機能を持っています。つまり整腸作用はどのヨーグルトにもあるのです。それに対して機能性ヨーグルトは別な機能を持った乳酸菌が入っています。R-1乳酸菌(ラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1)は・・・免疫力アップの効果が期待される。L-55乳酸菌(ラクトバチルス・アシドフィルスL-55)は・・・スギ花粉症の緩和の効果が期待される。ガセリ菌SP株(ラクトバチルス・ガセリSBT2055)は・・・内臓脂肪を減らす効果が期待される。PA-3(ラクトバチルス・ガッセリーPA-3)は・・・プリン体をやっつける菌乳酸菌の種類は分かっていないのも含めると、世界中に数十億種類あるのではないかと言われています。ヨーグルトに入っている乳酸菌の多くが実は人の腸から取れます。人それぞれ持っている乳酸菌が違いますが、優秀な乳酸菌を持っている人と、持っていない人がいます。だから優秀な乳酸菌を持っている人の腸から、乳酸菌を取り出して商品化してヨーグルトにして、優秀な乳酸菌を持っていない人の腸に分け与えているのです。つまりヨーグルトは乳酸菌のおすそ分けをしているわけです。 以上が番組の内容でした。人が持っている乳酸菌は人それぞれ違うため、その人の体に合った乳酸菌を探すためには、実際に食べてみないと分かりません。ヨーグルトを食べてもすぐに便となって排出されるので、だいたい3日以上同じヨーグルトを食べ続けて効果をみる必要があるようです。ちなみに母には市販されている2種類のヨーグルトが合ったように思います。糖尿病があるので、どちらも糖分やカロリーに配慮したものを選びました。当時やせ細って弱りきっていた母にダメモトでためしたのですが、みるみる元気になってビックリしました。その時に(腸内環境を整える・・って大事なことなんだな・・・)とつくづく感じました。