脱水症にご注意ください
今日いつものようにお昼ご飯を作って義父の部屋に持っていくと、義父はソファーで横になっていました。最近はうたた寝していることが多くなった義父。目が覚めたら食べるだろう・・・とテーブルの上に置いておきました。でも、しばらくすると手を付けていない食事を持ってきて、「今日は朝から目まいがするんじゃ~・・・欲しくないから、あんた食べてくれ」と言いました。歩いている様子がいつもと違い、物につかまりながら歩いています。しゃべり方も変です。私 「大丈夫ですか? 診療所に行きますか?」義父「大丈夫・・・行かんでいい」私 「往診を頼みましょうか? 今なら午前の診療に間に合いますよ」義父「大丈夫。少し休めば治るから・・・・目まいが治まったら、そしたら午後に行くから・・・」私 「お義母さんに電話して帰ってきてもらいましょうか? 一人で行かないほうが・・・」義父「電話なんかせんでええ・・・」症状からして脱水症だと思いましたが、義父は「水は飲んどる!」と言い張ります。でも、どうみても休んでいて症状が治っていくとは思えませんでした。「連絡はするな」という義父には何も言わずに、義母に電話で知らせました。私 「お義父さんの様子が変なんですけど・・・」義母「そうじゃろ。痙攣しよるじゃろ。 昼から帰るわ 」私 「・・・・・・・」(痙攣? じゃぁ朝から症状に気付いてたの? 気付いていて義父さんをほったまま、仕事に出掛けて行ったの?)と腹が立ちました。すぐに義母が戻ってきたので、「たぶん脱水症だと思います。OS1の買い置きはしてありますか?」と訊くと「ない」と言います。本当に脱水症なら、ここまで症状が進んでしまうと、ただの水ではなく体液に近い経口補水液を飲ませたほうが良いと思いました。でも、家から薬局までは車でしか行くことができない距離ですので、運転のできない義母や私は買いに行くことができません。(もしかしたらコンビニにあるかもしれない・・・)すぐに近くのコンビニ2件に電話をして問い合わせると、1件に別のメーカーの経口補水液があることがわかりました。すぐに買いに行って、義父に少しずつ飲ませました。しばらくすると症状が少し落ち着いてきて、食事が食べられるぐらいになりました。そして、夕方診療所に行き点滴をして戻ってきました。これから当分の間、点滴をしに診療所に通うことになりましたが、まずは落ち着いたのでホッとしました。高齢者は喉の渇きを感じにくくなるそうです。寝ている間に脱水症になったりする人もいます。義父は毎年この時期に体調を崩すことが多いです。まだ体が暑さに慣れていないせいかもしれません。(来年からはこの時期にはOS1の買い置きをしておかなくちゃ)・・・・と思いました。