「私の中のあなた」 観に行ってきました。
まずは私と家族が健康であることに感謝。
初めの、アナのナレーションから鼻がズルズルだったのですが、この映画は「泣くための」映画ではなく、
この映画はあらためて「考える」「想う」映画だと思いました。
だからタイトルが「私の中のあなた」なのでは? 2歳から白血病と戦うケイトをソフィア ヴァジリーヴァが、見事に演じきってました。 ドキュメンタリーのようでしたもの。 吐血をした後の眼差しがとてもつらくて見ていられませんでした。 ケイトの白血病治療をしようにも身内に型の合う人がいないため、医師からオフレコで遺伝子操作で全く同じ型を持つ兄弟を作れることを教えてもらい両親(キャメロンディアス、ジェイソンパトリック)が実行するのですが、そうして生まれたのがアナ。 生まれた時から(臍帯血など)いろんな組織を姉に提供し続けたアナ。 でも、いよいよケイトが腎臓を移植しなければいけなくなるのですが、アナはそれを裁判という形で母に拒否します。 腎臓を提供したくないアナとケイトを助けたい母親が裁判で争うのですが。。。 もう一人ケイトとアナの間にジェシーという男の子がいるのですが、街を徘徊するシーンで、このジェシーの孤独が表現されていたと思います。 アナの弁護人にアレックボールドウィン。 この弁護士さん、いつも介助犬を連れているのですが、その理由とアナがどうして裁判を起こしたのか、この弁護士さんがどうしてアナの弁護を引き受けたのかが最後にわかります。 個人的には判事役のジョーンキューザックがとても印象に残ってます。
家族で海に行くシーンも素敵でした。
観終わって。。。いろいろ考えたけど、やっぱり答えはわからない。 ケイトの決断、アナの決断、母親の猛進。。。 みんな「愛してる」からなんだけど。 今と10年後とではそれぞれに決断の仕方も違うだろうし。 明日は京都にプラッと行ってきます
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