水曜日三時間目からから調子が悪くなった三男 学校から帰って来てからもグッタリだったんだけど、近所の内科が水曜日は何処も午後診はお休み。 家の救急箱に入っていた腹痛の薬を飲ませて様子を見ていたのですが、夜に嘔吐。 慌ててタクシーで病院に連れて行ったら、胃腸炎で脱水症状ということで点滴を打ってもらい、胃腸炎のお薬をもらって帰ってきました。 ところがまた腹痛で苦しみ出し、胃腸炎の薬も全く効かずオドオドしながら金曜日になり、私も三男も水曜日から寝ておらずグッタリ。 夜8時過ぎににやっと寝てくれたので『今のうち』とお風呂に入ってしばらくすると上の階から絶叫が。 慌ててお風呂から出て駆け上がると、三男がわめき散らして痛がっていました。 友だちの息子が赤ちゃんの時に腸ねん転になって尋常じゃない痛がり方をしてたという話を思い出したのと、クールな三男がこんなにわめき散らすのはただの胃腸炎じゃないと慌てて救急車を呼びました 必ず電話の傍に住所のメモを貼っておいた方がいいです ウチはたまたま貼ってたからよかったけど、パニックになって住所が吹っ飛んでしまいました。 ちなみに子どもの年齢も聞かれ、これも吹っ飛んでしまい(ウチは3人年子なんで余計に。。。)適当に『10歳です』(当たってたからよかった)なんて言ってしまう始末。。。 『すぐに救急車が来ます。電話を切ってお待ちください』と言われ電話を切ってすぐに実家の母に電話。 母もお風呂に入ってたのですが、火事場のくそ力救急車と同時に到着。 抱き上げるだけで三男は痛がるので救急隊員のお兄さんがおんぶをしてタンカーまで運んでくれました。 ところが、救急車に乗った途端三男は、さっきの痛がり方は何やったん。 それじゃ~私が凄くオーバーな母親みたいやんって思うくらいケロリ。 救急車の中でも何日から痛くなって、病院に行ったのはいつで。。。と聞かれたのですが、これも頭の中がゴチャゴチャで救急隊員のお兄さんを困らせる始末 もう一人の救急隊員の方が病院を探してくれ、二男が骨折をした時にお世話になった救急病院が受け入れてくれることになりました。 到着してすぐに救急処置室へ。 すぐに血液検査と触診をしました。 先生が腰を叩くと痛がるので、胆石の可能性もありますと説明が。 しばらくして、先生が血液検査の結果を持って説明に来てくれたのですが・・・・ 白血球が通常10000前後のところが三男は30000。 今まで体内で細菌と戦った白血球の残骸の数値もわかるらしいのですが、これが通常100前後?のところが三男は20000と異常な数値で、 体内で何かが起こってることは間違いないので精密検査をしますということで、まずはエコーの先生が駆けつけてくれて細かく見てくれたところ、盲腸が腫れてることがわかりました。 小児科、外科の先生も駆けつけてくれました。 それからCTへ。 そこで盲腸が腫れてる上に盲腸の周りが白く霞んでることが判明。 そして、レントゲンへ。 そして、1時間おきにエコーで検査。 その結果、盲腸が腫れてすでに破裂し、散って腹膜炎になってることがわかりました。 今日は間違いなく入院です、手術は今からしないといけないか、もう少し外科の先生とも相談して決めますということに。 先生の話では救急車を呼ぶ前に絶叫してた時がちょうど破裂した時だったんじゃないか、破裂すると痛みが治まるので救急車の中では大人しかったんでしょう。白血球の数値から見ても、かなりしんどかったと思いますよ。と言われました。 わかります。。。。 だって私も小5の時に風邪と言われ続け、ある日痛みに絶叫し吐血し、ビックリした両親が救急病院に運んだら、盲腸が散った後でお腹の中が膿だらけだったんだから。。。 小児科の先生が手術の説明と、全身麻酔になるので麻酔科の先生が説明に来てくれたのですが、実は私も小5の時に腹膜炎になったことがあるんです。。。って言ったら盲腸は遺伝ではないんですけど、遺伝みたいですねと言われてしまいました。 上2人は父ちゃん似だけど、三男はどちらかというと私に似てたからな。。。 私が全身麻酔をした時の話も聞かれ、何でかな?って思っていたら麻酔のアレルギーは遺伝してしまうそうです。 私は全くなかったので、三男も大丈夫でしょうということでした。 バタバタとしてふと時計を見たらAM1:00 ちょうど、エコー検査をしたりしてる時に、連絡してない弟夫婦が駆けつけてくれました。 実家の母が家を出るときに父に『おねえのとこ救急車呼んだから行ってくる』と出てきたそうです。そしたら父がすぐに弟に電話を入れたそうなんですが、うちの父。。。 『ワシ何していいかわからんから、カラオケ行ってくる』と電話を切ったそうです。 母曰く『オトンは家でじっとしてるのが怖かったんやで』 手術は翌日の12:00からになったので、私は次の日どうしても片付けておかないといけない仕事があったので一旦みんなで帰宅。 家に着いたらAN2:30でした。 でも私も水曜日から、三男が痛がると背中をさすったりしてて寝てなかったので安心して爆睡 次の日朝から母が付き添ってくれてたので、仕事を片付けて11:30に病院に到着 三男はもう手術室に入った後でした。 1時間くらいで終わるだろうと思っていたのですが、2時間たっても出て来ず『あれ?別の出口からもう病室に戻ってんのかな?』 『そんなことないわ。手術が終わったらすぐにドラマみたいに説明があるんじゃないの?』とか言いながら3時間が経とうとしていたので、さすがに不安になり、小児病棟へ。 『まだ、手術が終わったっていう連絡は入ってないですよ』と言われ、また手術室前へ。 時計が3時を過ぎたころ、手術室の扉が開いて小児科の先生と外科の先生が、説明に来てくれました。 『やっぱり大きく腫れていて、先の方が変色して裂けてました』とカップに入ったサザエのような盲腸を見せてくれました 母が『時間がかかってたけど、他に何か異常があったんですか』って聞いたら(実は赤ちゃんの時に知らん間にボタンとか飲み込んでて、それを取ってんちゃうか?とか心配してました) 『腹腔鏡手術になったので時間がかかりました。すみません。。。』と先生。 前日の手術の説明の時に最近は盲腸の手術は腹腔鏡手術が主流なんですがお子さんは散ってしまってるので、開腹になると思いますって言う説明だったんです。 でも、傷が残らず、負担が少ない腹腔鏡手術で先生たち頑張ってくれたんです。 お陰で、私の時は術後一週間絶食だったんですが、三男は翌日からポカリを飲ませてもらい、夜からはおかゆ。 今日お昼に行ったら普通の病院食を食べてました。 でもお腹に管が2本入ってるのでそれが抜けるまでは入院です 1カ月ほどかかるそうです。 病院に運ばれた時に診てくれた女医さん。 小児科の若い先生。 外科の先生。 救急車で駆けつけてからずっと片時も離れず診てくれていたので、次の日の手術は別の先生が執刀するのかと思ってたんですが、最後まで診てくれました。 金曜日の夜8時過ぎから、手術の終わる土曜の午後3時過ぎまで。 凄い精神力、体力、忍耐力、追求心に感謝しきれません。 病室は今日は三男と喘息?の小学校低学年くらいの女の子だけで静かだったんですが、昨日までは小さい男の子で聴診器を当てただけで鳴き叫ぶような子がいて、手術の後の疲れと、小さい子の鳴き声、続く注射にイライラした三男が 『注射はもうしない』としばらくごねたのですが、それも『あと10分したらまた来るね』とか言って三男が落ち着くまで待ってくれたりして、本当にお世話になってます。 病院がバスと電車を乗り継いで行かないといけないので毎日大変ですが、 ちょっとクールでイチャイチャさせてもらえなかった三男と2人きりでいろいろ語れるいい機会になったなと思っています。 あと。。。 乗り換えの駅に誘惑してくるお店がいっぱいあるので大変です。 ケンタッキー、ロッテリア、ミスド、マクド、ケーキ屋さん。。。 今日も お昼に買ってしまいました レモンなんたらって言うハンバーガーと最近ハマってるキャラメルラテです |