何回も何回も読んでしまう本。 私が通ってきた道。 これから私の子どもたちが通っていく道。 この本の最後の1行がずっと胸にあるような人でいて欲しい。 産まれたばかりのまだ死とははるかに遠い赤ちゃんの『これから僕は遺言する』という詩からこの本は始まります。 ハイハイして、3歳になって、お友だちが出来て、妹が産まれて、思春期を迎えて、成人するまでの子どもたちの詩がなんだか懐かしいのです。 谷川さんのあとがき『子どもの身になって』も今読むと本当に胸が痛くなります。 目次 生まれたよ ぼく 平気 もう まだ? おしっこ 一人きり 幸せ 走る もどかしい自分 いや ゆれる きみと ありがとう |