昨日、ずいぶん前に岡山に向かう車の中で見た 映画を見ました。 夜中に向かってたので、ウトウトしながら見てたので よく覚えていなかったんですが メリル姐さんの映画なので気になってたんです。 |
Music of the heart
旦那に逃げられたため、2人の息子を養うために スラム街の学校でバイオリンを教えることになったメリル姐さん。 集中力のない子どもたちにバイオリンの扱い方、構え方から教えるのに 苦労します。 でも男の子を2人育ててる肝っ玉母ちゃん気質と努力と意地で ちいさなコンサートを成功させられるまでに。。。 バイオリンクラスの中に足の不自由な女の子がいて、 上手くバイオリンを構えて立てないんです。 上手く立つことが出来ないと女の子に言われてメリル姐さんは 『人は2本の足だけで立ってるんじゃないの。 気持ちで、しっかり立つことが大事なの。』って言うんです。 そう言われた後の女の子の笑顔がいいんですよね~。 10年後。。。すっかりバイオリンクラスは有名になっていて バイオリンクラスの希望者は抽選をしなければ入られないほどに。 この10年後がスゴイ。 本当に10年後に撮影を開始したかのような 俳優さんたちの変わりよう そこで新しい生徒役で登場するのがラモンくん。 もう、この子がスゴ~クかわいいのよ~。 抽選で当たった時の喜びよう。 友だちに言ってしまった言葉に傷つき メリル姐さんの胸で泣くラモンくん。 バイオリンクラスが危機に陥り、資金集めのために 有料のコンサートを開くことになったんですが 練習を土日もしないといけなくなったために 保護者から誓約書をもらわないといけなくなります。 誓約書を見るお父さんの横で 『サインしてくれるよね。。。』と不安そうに見つめるラモンくん。 あんな目で見つめられたらお父さんも サインしないわけにはいきません。。。 生徒の男の子でバイオリンを持ってる姿を友だちに見られるとカッコ悪いから と妹に持たせてる男の子がいたんです。 練習も家でしてこないその子に 『折角の才能を無駄にすることもカッコ悪いことよ』 とメリル姐さんが叱ります。 もう、セリフが(脚本が)いちいちいいんですよね。 『きちんと教えれば子どもはちゃんと出来るようになる』 このセリフどこかで聞いたことがあるなと思ったら エンドロールで『SUZUKI』の文字。 スズキメソードの鈴木先生の言葉でした。 コンサート中にもスズキメソードの生徒さんらしきお子さんが出てましたね。 鈴木先生の本とSONY創設者の井深大さんの本は 妊娠中によく読んでましたね~。 そしてクライマックス。 ハプニングとメリル姐さんの周りの人たちの協力のお陰で 危機を救うための有料コンサートをカーネギーホールで出来ることになった メリル姐さんと生徒たち。 メリル姐さんがカーネギーホールでバイオリンの音響を確認してると 。。。。。 登場するのが今は亡きアイザックスターン カーネギーホールを紹介する台詞には私も思わず目をつぶって 耳を済ませてしまいました。 メリル姐さんを歓迎する言葉にも感動します そして本番。 子どもたちの応援に マイケルトゥリー マークオコナー ダイアンモンロー 。。。。 そうそうたるメンバー実名でが登場します。 もちろんアイザックスターンも。 私、学生時代に6年間コントラバスをやっていた頃から チェリストのヨーヨーマ氏のファンで アイザックスターンやチックコリアはヨーヨーマ氏を経由して よく聞くようになりました。 この映画、とにかく子どもたちの観客から拍手をもらった時の 誇らしげな顔が良い この時の自分が、ずっとその後の人生に寄り添ってくれるんだろうなと 思うと嬉しくなるんです。 この話は実話なので、この喜びをまた次の世代にという活動は 今も続いてるそうです。
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