腰痛治療誤診率80%
日常診療に携わっていてこの数字は大げさではないように感じる。「ヘルニアの手術をしても、良くならない」「脊柱管狭窄症の手術なんかやらなければよかった」「私は20年前からヘルニアなんですが・・・・」「脊柱管狭窄症で痺れが治らない」「腰椎分離すべり症で運動を禁止させられている」「ギックリ腰は安静が第一だ」患者様から聞こえてくる一部のワードですが、他国の腰痛診療ガイドラインから考えると、間違え、勘違いワードばかりが毎日聞こえてきます。日本の腰痛治療は10年~20年遅れをとっていると言われています。真剣に患者様と向き合って身体を触っていれば、教科書に掲載されている今までの常識がおかしいと思うのが普通だと思いますが・・・・・。矛盾だらけの日本の腰痛治療。逆に何もされない方が腰痛が治るのではないかと思うくらいです。