自己満足経営
そうならないように、今が正念場。今までの失敗をいち早く教訓にしないと、足元をまたすくわれてしまう。目的を見失わなく行動することは、人間である限りなかなか難しい。それ以前に目的にそれたこと自体気づかないことも多い。そんな昔の自分が怖かったりする。人を見ても、昔の自分はこうだったから失敗したことが伺える。やたら運のせいにしたり、成功が怖くて避けるようにしたり。そして困ったりの悪循環は結局自分がその行動が好きでやっているか、無意識な習慣になっていることに気づかない。自分に足りないことはたくさんあるが、今奇になることは「他人に思いをきちんと伝える技術」である。不器用でもおもいがあれば伝わるというが、現実的には違う。念力じゃないんだからほとんど伝わらない。「不器用だから・・・」と高倉健さんは映画の世界。きちんと気持ちを伝えられない人は誤解を受けやすく、理解されにくい。そしてそういう人は誤解を受けたことに憤慨をして他人のせいにする。悪循環。異性に対しても怖がられたり、誤解を受けていたりする。自分が善人だからと思うと、伝える技術や段取りをおろそかにする。いい人だからという甘えから努力をしない。そういう意味では真の悪人?わからないけど。私は言い訳はしたくないし、人間として生活していくのだればコミュニケーション能力は大事と痛感。「小手先はダメ!!」という言葉がまるで免罪符のようになっている。それは確かに一理あるが、大半は小手先はおろか全体も見渡せないという人になる。小手先以上の机上の空論でお腹いっぱいか。実際に成功している人も自分がなんで成功したかなんてよくわからなかったりするから、最もらしい意見には気をつけている。バブルの頃なんてこぞって凄腕経営者の自叙伝なんかがあったが、今残っているのはどれだけだろう。最もらしい経営哲学を鵜呑みにしていた輩は今いずこへ?結局時代だけで儲かったに過ぎなかったのに、自分の成功の要因はやっぱりわからなかったりする。怖い怖い。