草莽の記　　　　杉田謙一

昨日は朝１０時からの岡崎建国記念の日奉祝祭実行委員会に参加。
今回が５６回めとなる。
昭和３６年２月１１日に岡崎では第１回紀元節が開催され市内及び全国に向けて紀元節の奉祝を訴えて署名活動を続け昭和４２年の第７回目を第１回目の建国記念の日奉祝祭として以来毎年開催を続けてきた。途中２度コロナ不開催となった残念な体験があったが今年も意欲あふれる実行委員会が開催され新たな歴史を生み始めた。

　私の参加は第４回目の昭和４６年だったようにおもう。高校生仲間と参加した。

世は安保騒動の余波のなか、様々な政治活動があり、高校でも生徒会の一部の先輩の発言を教師の先生が批判されるなど、中学時代の先生への完全な尊敬意識から、世の中を批判的にとらえる意識を持ち教師に対して抗議する上級生の姿を見たギャップ。

この価値観のぶつかり合いにとまどう中での私の建国記念日行事参加。
この後、アンチ学生運動を掲げる高校生のグループに関わり様々に議論を深める生活になっていったのだった。

　岡崎高校の部活の先輩も学生運動にかかわり卒業式に出られないだったか卒業証書を遅れてもらった事件や、私も防大受験は認められない。内申書も書かないなどと担任に「注意」されたりと今となって思えばおかしな指導を受けもしたがそうした左の価値観の教師がお見えになった。

その中での道徳的に立派な皆さんのご努力での建国記念日奉祝行事の実施だったのだ。

　以来半世紀にわたって建国祭に関わらせていただいて来たが県下で７・８か所にて建国奉祝の式典が開催されていたにかかわらず十数年前には実施は我が岡崎と豊橋のみになっていた。

これではならないと名古屋にて岡崎行事をおえて昼から今は疎遠になってしまった某団体で主催する建国行事が実現。

更に仕事でとても出来ないと主張する藻を口説いて日進市にても開催。

建国記念の日の制定当時の市町村の開催数までは実施数を戻さねばと働きかけやっと今では１５を超える市町村で市民参加のできる建国祭が開催できるまでになった。

　岡崎では永年建国講師はご無理願って御礼を一万円とボランテイア金額で行っていたがこれ等費用もまともな金額にさせていただくようにせねばと努力。

　しかしこれがきつい。ならばと会の内規を変えて協賛金を集めることなどによって運営費用を捻出。今年も何とか黒字がみえる予算案がつくられた。
　一安心ではあるが他地区ではまだまだ到底見えてこないのが現状。実施にけて取組んでくださっている各市町村の皆さんに顔向けできないのがつらいのだが

さて岡崎建国祭を市主催にていただくのが当初からの願望。それに向けての後援を頂く方針の是非を実行委員会で諮ったところ全会一致で決定。すぐさま書類を整える。
規約も提出

　建国記念の日　　　岡崎奉祝祭　　　規約

第１条 （目　的）
　　　　この会は、広く岡崎市民から協賛者を募り、郷土愛・愛国心の向上
　　　を目指した奉祝式典を開催することを目的とする。

第２条 （名　称）
　　　　この会の名称は、建国記念の日岡崎奉祝祭とする。
　
第３条 （所在地）
　　　　この会の所在地は、事務局長宅（岡崎市　　　　）とする。

第４条 （設立年月日）
　　　　昭和４２年２月１１日

第５条　（会　員）
　　　　この会員は市民からの協賛者とする。

第６条　（役　員）
　　　　この会は、会長（市総代会長）、市各種諸団体代表２１名、会計、事務
　　　局員３名を置く。

第７条　（運営費）
　　　　この会の運営費は。会費及び寄付金で賄う。

第８条　（会計年度）
　　　　会計年度は、４月１日から翌年の３月３１日に終わる。

　
　　　この規約は、建国記念の日岡崎奉祝祭の規約であることを証明します。


　　岡崎市　　　　　　　　　　　長　坂　秀　志　　印


市役所に提出。二週間以内に結論をいただけるとのこと。やっとここまで来た。

　各団体の皆様にちらしやポスターを更に掲揚用の国旗を差し上げて会議は終了。

　後は広報あるのみです。


　生活がなかなか厳しいとされる方にお会いして対応を語りあう。とりあえず単発のアルバイトをあっせんさせていただく。我が家でできることは限られているが家庭内を明るくするすることをまずなすこと、なんでも一人で抱えず旦那さんやご両親と話すこと、感謝の生活に切り替えていくことなどを話させていただく。妻もなんと畑から余った大根や白菜やネギを撮ってきてこれ美味しいよと渡してくれた。まあ土を洗い落とすように命令を受けて実践させられたのは私だったが。

今日は銀行回りが９時半から。三ヶ根清掃は昼近くから。明日の横行陛下お誕生日兼殉国七士慰霊日に向けてのため清掃奉仕に励まねば。