カテゴリ:持たない生活
結論から言うと、「後悔してもいい」と思うようにした。
1.あとで絶対後悔しないために、不要物を捨てないでとっておくのか。 2.あとで後悔してもいいから、不要物を捨てて身軽になるのか。 上記のようなふたつの選択しかないのではないかな。 なのに私は「きれいさっぱり身辺整理したい」、でも「あとで絶対後悔したくない」という相反する目標を同時に達成しようとして、悶々としてちっとも前に進めなかったのである。 こういうのは、某心理学では「不合理な信念」というのだそうだ。 「絶対に後悔しない選択をしたい」とか 「すべての人に好かれたい」とか 「ぜったいに失敗してはならない」とか。 こういう不合理な信念にしたがって生きていると、確実に不幸になりますね。 で、実現不可能な目標をかかげるのをやめることにした。 もいちど決心しなおす。 不要なものを捨てる。身軽になる。 後悔してもいいから。 何かを選べば何かを捨てることになる。 たとえそのことで1ミリほど後悔したとしても、その1ミリの後悔と引き換えに、何か(たぶん1ミリ以上のもの)を私は得るのだ。 今日は衣替えもかねて、洋服の処分。 「これ、あんまり着ないかもしれないけど、まだとっておこうかな」 という迷いが出たら、即、呪文をとなえる。 「あとで後悔してもいいから手放そう」 「身軽になるためだったら、あとで後悔してもかまわないやい!」 そうやって、さくさくと作業を進め、大きなゴミ袋に三つ半の洋服たちは、近くのリサイクルセンターへと引き取られていきました。 未練がましく迷いに迷った洋服たち。 換算したら、たったの724円。 たったの! いったい私の執着はなんだったのでしょう!? ずいぶんさっぱりしました。 思い切って手放してしまうと、かえってさっぱりするもんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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