カテゴリ:くらしのおそうじ
自転車が壊れてしまった。
修理に持っていくと、修理代がえらく高い。 「これならリサイクル自転車を買ったほうが安いし安全だよ」 と言われ、しばし心が揺れてしまう。 だってこの自転車は、家族の思い出がたくさんあるんだもの。 去年もう一台の自転車が壊れたときも、我が家で大議論が巻き起こり、思い出のある自転車(今回壊れたほう)はどうしてもとっておきたい!という結論に達した。 そのことを思い出し、やはりここはお金がかかっても修理して使い続けるべきかと迷ったが、やはり、もう限界かも。 長い年月、二人の子どもたちを前と後ろに乗せての保育園通い。 そして毎日毎日の、重い荷物を載せての通勤。買い物。 このお方には(←すでに人格を持っている)、どんなにお世話になったことか。 あなたなしにはまわらなかった我が家です。 感謝とねぎらいの気持ちを贈って、お世話になった自転車とお別れしました。 でも、どうしても気持ちがざわついたので、うしろにとりつけていたかご(子どもが乗れるやつ)だけは取り外してもらって、新しい自転車にとりつけてもらいました。 そのかごもすでにボロボロなのだけど、そいつがついているかぎり、あの自転車にまつわる家族の歴史を思い出せる。 これからは立派な鉄クズとなり、姿かたちを変えて人々の役に立つ姿に転生し、またどこかでお会いできるでしょう。 ↑去年7月の画像。 右から3番目が、今回引退した自転車。 お世話になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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