カテゴリ:持たない生活
先日亡くなった池田晶子さんの著作は、たしか10冊以上は持っていたはず。
久しぶりに読みたくなって、本棚に探す。 ない。 処分したんだな。きっと。 以前、200冊以上処分したときに、古本屋さんに売られていったのでしょう。 そのときは「もう充分に読んだ。さようなら!」と言ってお別れしたのだ。 またどうしても読みたくなったら、図書館で借りてでも読めばいい。 友人が読みたがっていた本についても、「あ、それ持っているよ。すごくいい本だもの!」と言って本棚を探したら、やっぱりこれもなかった。 同様に処分したのだ。 そうか、あの本も、この本も、すでにもう自分には必要ないと判断したのだね。 そうやって、「また読みたくなった」と言っては再び古本屋に行って同じものを買い戻したり(笑)、本屋で新品を再度買ったりした本もある。 でも不思議と後悔はない。 だって、後悔を引きうけようと思ったんだもん。 あのときの決心は、その後の自分にけっこう大きな変化を及ぼしている。 そしてあらためて思ったのだ。 自分がどれだけ「後悔」を恐れて生きてきたのか、ということに。 ↑前回処分した本たちの姿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.09 08:58:38
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