テーマ:心おだやかに 生きる(624)
カテゴリ:家族
昨日は福島まで日帰り出張。
先日関西から帰ったばかりの夫と入れ替わりで、早朝出かける。 朝6時台の電車なのに、車内は人でいっぱいである。 みんな、がんばって働いているんだなあ。 行きの車内で、私より少し年上の女性の書いた文章を読む。 なんて素敵なんだろう。 深くてかなしくて、素敵。 幸せは、かなしみのうえにある。 今年から、出張に行ったときは必ずお土産を買うようにした。 子供用と夫用とばあちゃんに、3種類買う。 昨日買ったのは、(福島ですから)牛タンと笹かまとおせんべい。 みんなが喜ぶかどうかはあまり関係なく、私がそうしたいから。 以前はばあちゃん(私の母)にはわざわざおみやげを買うことはしなかった。 でも今年から、ばあちゃん用にも特別に買ってくるようにした。 母とは積年の確執がある分、面と向かって感謝の言葉を伝えにくい。 でも「おみやげ」だったら気軽に渡せる。 「おみやげ」と一緒だったら、やさしい言葉もなんなく添えられる。 きっと亡くなった私の父も、そうだったんだろうなと思う。 時々まったく趣味じゃないおみやげを私に買ってきてくれた事がある。 今になって思えば、口下手で乱暴だった父も、きっと自分の愛情や感謝の気持ちを家族にどう表現したらいいのかわからなくて、おみやげで伝えようとしたのかな。 なんて想像している、ずいぶん年をとってしまった娘(私)。 やはり、幸せはかなしみのうえにある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.15 07:28:47
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