今朝、思いつきで「高尾山でも行くか」とつぶやいたら、意外にも娘がのってきた。
（注：高尾山とは、東京近郊の手軽に登れる山なんです）
そのときすでにお昼近く。
今から行ってもなあ～、と一瞬テンションは下がるが、さすがに娘は子どもの天性を発揮し、「行く！！！」と言ってぴょんぴょん跳ねている。
ひきさがれなくなった私、おむすびと卵焼きを作り始める。
夫も逃げ切れなくなり、強制参加となる。
息子だけは、「正直俺はパス」と言って友達と遊ぶほうを選んで逃げた。
結局娘、夫、私の三人で登る。
なにせ出発時間が遅かったもんだから、山にいた時間は正味3時間ほど。
それでも。。。
楽しかった！！！
ほんとうに。。。
そして、木々の中を歩いているときに、ふと目に入った石碑に
「南無大師遍照金剛」（なむだいしへんじょうこんごう）
と彫ってあるのをなにげなく見て、ふいに私の望みを突然、「思い出した」。
「そうだよ、わたし、お遍路さんに行きたかったんだよなあ～～～！！」
それは、体中を駆け抜けるようなわくわくする感覚だった。
思わず横を歩いていた夫の肩をゆさぶって、
「ねえねえ！私お遍路さんに行きたいよっ！！！」
と叫びそうになったほど。
今すぐには無理だけど、きっとお遍路さんに行こう。
そのために、たくさん歩いて足も鍛えて、お金もためよう。
なんだかまたひとつ、私の暮らしに楽しい計画が加わった。
