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清掃生活 * seinarukurashi

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2007.09.14
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毎回私の出張のお供は、ipodと三冊の本。

往復3時間以上かかる出張だと、このセットははずせない。
本は必ず三冊は持っていく。

このときのベストチョイスは、だいたいこんなかんじ。

1冊目…いま一番読みたい本
2冊目…サブカルチャー系かミステリー本(気分転換に)
3冊目…夫の本棚から借りた本

この三種類あれば、どんなときにも対応できる。

1冊目の「いま一番読みたい本」は、仕事帰りにたっぷりその世界にひたるのに最適。
(仕事前だといろいろと雑念があって、読むのがもったいない)

仕事前であまりにも緊張していたり、仕事後に激疲れしていたりするときには、2冊目のサブカル本(←おバカ系)の登場。ミステリーでも可。
これだと頭使わなくていいし、けっこう気分転換して脳をやわらかくリフレッシュしてくれる。

そして意外に重宝しているのが、3冊目の「夫の本棚から借りた本」である。
これは、どんなときに読んでもOKな本であることが多い。

夫の本棚の本は、予想外の感動がある。
いつも自分がひたっている「自分ワールド」とはまったくちがう世界を見せてくれるので、意外性に富んでおり、びっくりするくらい新鮮である。

前回の出張(札幌)のとき、夫の本棚から拝借したのは、「越境の時 1960年代と在日」(集英社新書・鈴木道彦)という新書だったが、予備知識なしに読んだので、かなりエキサイティングだった。

越境の時.jpg

プルースト研究者と李珍宇との出会い、なんて!
(ふだん、こういう本はあまり読まないので)

今回私が夫本棚から拝借したのは、「先生とわたし」(新潮社・四方田犬彦)。

先生と私.jpg

コイツもけっこう期待できそうである。

夫の本棚から選ぶときのポイントは、「品定めをしてじっくり選んではいけない」。
あくまで「直感」が大事(みたいね。どうも)
あらかじめ品定めしてしまうと、けっこう自分の世界に近いものを選んでしまうからである。

こうやって私は出張ごとにひそやかな愉しみにふけるのでアル。

そしてしみじみと思うのである。
関心分野や価値観・世界観が私とは異なる夫と暮らせていることが、どんなに自分にとって豊かなことなのかと。
価値観の違いで衝突することもかなり多いが、それはそれで、きっと良いことなのだな。

では、これから本をお供に旅立ってきます。





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Last updated  2007.09.14 12:16:16
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